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プライマルヘルスに基づくお産

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#日本初

水中出産との出会い 1

水中出産との出会い 1

最初に、水中出産を知ったのは、
確か1982年か1983年のことだったと思う。

書店の週刊誌を何気なくパラパラとめくったときに1ページの写真が目に飛び込んできた。
その時の印象は、なんてナチュラルなんだろうと思ったことだった。

強烈な印象の中、違和感なく心に残ったその写真は多分、
フランスのピティビエ病院での1枚だったのだろう。

自分の妊娠で、出産に想いを馳せるようになると、
まず、ひと通り

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日本初の水中出産は(2)

日本初の水中出産は(2)

ようやく準備も進み、プールも持ち込み準備が整っていざ出産となりました。

最初のお産は
5分おきの陣痛が1分半続くというのを3日間かかったお産でした。

引き受けてくださった先生の大変な理解と適切な判断と情報により、
母体も胎児も状態が良いので(状態を良くする工夫を別の時にUPしますね)、ひたすら待ってもらいました。
毎日毎日5分おきの陣痛の間も通常の生活に近い状態で待ち続けました。

大きな病院

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日本初の水中出産はこう始まった(1)

思えば、29年前(この文章は2013年6月にアメブロに投稿、今なら36年前になりますね。)
自分が思い描いた出産を当たり前にできると思っていたら、
当時の日本では、どこも前例もなく、受け入れ先も理解も情報も殆ど無い状況でした。

でも、不思議と、
大丈夫、
望んだようなお産になると確信もありました。

もう、8ヶ月になろうとしているのに、お産に関わる専門職がまだ決まらなかったけれど。
(定期健診に

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