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今週は結構色んな予定が重なっていましてハードな一週間でした。
その締めが今日の産業カウンセラー講座で約7時間PCの前で実践のセッションを行っていました。これで養成講座も8回終了したので次から後半戦です。心地よい学びを続けていて我ながらいい時間を過ごせているかなと。

さて、実は昨日、地元の新潟市において法政大学の廣川 進教授をお招きしての勉強会があったのですがその中で先生よりお聞きした言葉でとても私の感じてきたことをピッタリ表現されたものがあったので、その辺のことをこのnoteにも残しておきたいなと。
ということで今回も最後までお付き合い頂けたら嬉しいです^^


私が感じていたこととは

私がこの数年で感じていたこと、それはこのnoteにもその時々に書き記していたのですけれど、こんな感じでしょうか・・・笑

人生は思い通りになることばかりではなく、
いや思い通りにいかないことの方が多く、
何でも完璧にこなすこともできないし、
すべてにおいて理想的にこなしていくこともできない、
常に自分自身が正解を導き出している(選択出来ている)とも思えない、
そもそもなるようにしかならないのが人生なんだから、
いい意味で諦めて生きていくことにしよう。
何をそんなに力んでいるの?
もっと肩の力を抜いて、
何でも完璧にやろうとする考えをそろそろ捨てようか、
大体コロナ対策だって最後まで何が正解か分からなかったし、
自分にとってのちょうどよさというものを感じ取って、
許してあげればいいじゃん、自分を・・・
もっと楽に構えようよ。


こうした考えに落ち着く以前は、自分の理想はこうで、相手にもできるだけその理想を求めてしまって、
常に自分にも他人にも「これこれこうであらねばならない」という思考が強かったと思います。
それを色んな紆余曲折の中で、手放すことが出来た、と思っていたのです。
この辺りも前にnoteに書いています。

このビリーフを手放した課程の自分の心のありようを短い言葉で表すことは出来ていなかったのですよね。だからこんな長い文章になっていて。
あとは誰かに説明する時に、こういうことだよ、と分かりやすく伝えられていなかったなと。
非合理なビリーフを手放した、というのはまさにそうなんですが、
それこそがまさに今回触れたい「適応的諦観」なんですよね。



人生はいくつになっても”リ・デザイン”できる!

昨日あった勉強会はこちら。

地元新潟市の万代市民会館にて、主催は
NPO法人新潟県キャリアコンサルタント協会。

私もこちら、友人からお誘い頂いて先日入会させて頂いた会です。
キャリアコンサルタントの有資格者の方がキャリアコンサルタントの能力の維持向上のため、またお互いの交流を主として勉強会や研修会などを企画しています。
こちらの会の理事の方にお声がけ頂きまして、
私が共同で代表を務めさせて頂いている
「新潟県プロティアン・キャリア普及協会」(通称Nプロ)もこちらの勉強会は協賛させて頂きました☆
ホームページは作れていないのでXアカウントをこちらにご紹介しておきますね^^

Nプロは任意団体でしてプロティアンキャリア理論の普及のために自主的にネットワークを作り活動している集まりです。
実は今日も私は参加できなかったのですけれど有志約10名でキャリア教育の活動で南魚沼市まで出かけておりました。
さてNプロも協賛させて頂いた今回の勉強会で廣川先生にお話し頂いたテーマは「いくつになっても人生はリデザインできる!」でした。
13時半から約3時間。
後半のワークで取り組んだのが人生のリデザインプランニングシート。

これ私の作成したシートです笑
詳しい説明はしませんが。。。
ちなみにこちらが勉強会後の懇親会での写真w
キャリアコンサルタントの集まりって受容性高い人ばかりなのでとても居心地がいい場だと思っています。


さて、勉強会の話に戻ります。
その後半の中で、このnoteの最初にも書きましたが、私の心の中で考えていたことをそのまま表してくれているような言葉と出会ったのです^^
実はストンと音がしたような納得感がありましたね~。


適応的諦観とは?

それが適応的諦観という言葉でした。
これは勉強不足で、私は知らなかったですね・・・
しかしストンと腹落ちしました。あ~自分の思っていた感情はこの短い言葉によって表現されていることだったんだなと・・。

適応的諦観について、帰ってきて調べてみました。
https://www.jcss.gr.jp/meetings/jcss2020/proceedings/pdf/JCSS2020_P-102.pdf
上記の論文には、
適応的諦観とは、自己や状況のネガティブな側面をそのまま受け入れつつも、そこにこだわらない前向きな態度
とありました。
前の段落にも書いたのですが、年齢を重ねてきて、色んなことがすべて思い通りにくこともない中で、どちらかというとそうしたネガティブなことを、いつまでもこだわっていると、自分自身の気持ちがおさまって前向きになることがないので、
自分はこんなもんだなと受け入れてこだわらないと、
不思議と前向きな気持ちになってくるんですよね。
逆に、自分はこうあらねばならないんだという固定観念を手放せないでいると、それこそいつまでも前向きになれないというか・・・
状況が変化したことに適応しながら、私にとってネガティブなことも受け入れる(あきらめる)ことが実は自分自身の心理的幸福につながっていくんじゃないかなと思うんです。

また別なところには、
「必ずしも物事の現状をポジティブな枠組みで捉え直すことではなく、あくまで現状のネガティブな側面はネガティブなまま、あるがままに受け入れるといった楽観的な諦観をもって思い悩まないという認知的態度」
とありました。
これもほんとそうだなあと。
楽観的でありたいということもこのnoteで書いてきましたが、それは諦観のことを言っていたんだなと改めて気づいたわけです。
なんかこういうことがあると嬉しい感情にさえなります。不思議です。
廣川先生がこの「適応的諦観」についてお話されているリンクもありましたのでこちらにご紹介しておきますね^^

だめな自分も認めて受け入れる。
またそうした自分も含めて「自分」だから、その自分を愛する、みたいな感覚です。これはまた「自己受容」とも言えるのかなと。

今日は「自分を受け入れるという諦め」ということで書いてきましたが、それがこれからの人生においてとても重要だと思っているので、それを短い言葉、「適応的諦観」と表現できるんだなと知ったことはとても大きかったなと思うのです。
この辺り引き続きnoteでも今後ふれていければと考えています。

というわけで今日はここまで!!




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ここからはご案内^^


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