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お金に無知な私たちがその意味を知った時どう生きるのか?

私たちはお金に対してどのくらい知識があるだろうか?

1.	交換の媒体:物々交換の代わりとして使用。
2.	価値の尺度:商品やサービスの価値を測定するための標準単位。
3.	価値の保存:将来にわたって価値を保存する手段。

せいぜいこんな所ですね。では、お金の正体は?と聞かれたら答えられる人はどのくらいいます?

おそらくほとんどの人が『・・・』と言葉に詰まるか、『???』と思考停止したのではないでしょうか。

それもそのはず、私たちは成長の過程でお金の使い方や使い道について教えられる事はあっても、正体について語られることはありませんでした。

ではこの正体にどうやって辿り着いたら良いのだろうか?

その答えは、人類史にあった。

貨幣の利用は紀元前7世紀、今から約2700年前にリディア王国(トルコ地域)で製造され、交易に利用。

紙幣は960〜1279年の中国で利用が始まった。

これが現代の私たちが使っている現金システムの始祖の部分になります。

貨幣システムが始まった理由は、交易をより効率的かつ公平に行う必要があったから。

それまでの物々交換(バーター)システムでは、交換したい物品が互いに必要とされるタイミングで一致する必要があり、非常に不便でした。

金属貨幣の導入により、物品の価値を共通の尺度で測定できるようになり、交易が大きく容易になりました。

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