BAR77点合格レポート

2024年7月にBARを受験し、無事に77点でパスしました。今回は「BARの勉強で意識したこと」と「やってよかったこと」について書いていきます。

BARの勉強で意識したこと

BARの勉強時間などは以下の通りです。

学習期間:24年1月~24年6月末
総合勉強時間:286時間
直前の模試の点数:53点
私は税理士事務所に勤務しておりますので2月~3月は確定申告の繁忙期と重なり勉強時間はあまり確保できませんでした。よって学習期間は6か月と比較的長めです。合計の勉強時間は286時間で以外と少ないと思われるかもしれませんが私なりに濃い286時間を過ごしておりました。
具体的な学習方法については「問題を解く」という側面と「時間の確保」という側面からお話しします。

「問題を解く」ときに意識したこと。

講義視聴→MC解くというところまでは皆さんと変わらないと思います。意識していたことは「できるだけたくさんの問題に出会うこと」「一度解いた問題は解けるようにすること」の2点です。A校の問題集は基本的には5回は解いておりました。ですがある一定以上の回転数を超えると同じ問題を解くことの効果は得られないと思いましたので、早い段階でTBSやRelease Questionに移りました。本試験一か月前に受験した模試は53点(合格者平均65点)と平均点より10点以上も低く、Release Questionも1回目は正答率40%がほとんどでした。大事なことは1回目で良い点数を取ることではなく、次はできるようにすることだと思います。模試も1回目の見直しを丁寧に行い2回目に解いたときは90点以上とれました。

次に「時間の確保」についてです。

勉強の習慣化にいちばん手っ取り早いのは体に覚えさせることです。私は朝型人間です。朝型にシフトした理由は自分が一番心地良いと感じる時間帯&環境だったからです。朝は頭がスッキリしていて、誰からも連絡がこないため勉強に集中するにはうってつけの時間でした。朝十分な時間がとれたときの仕事終わりの夜は1時間程度しか勉強していませんでした。
平日のスケジュールは以下の通りです。
5:00 起床
7:00 職場のカフェへ
8:40 カフェ勉強終了
9:00 就業開始
18:00 就業終了
18:30 会議室で勉強開始
19:30 勉強終了、帰宅。
朝1時間半以上勉強し、お昼休みの30分も勉強にあてておりましたのでお昼までに2時間ほど勉強時間を確保しておりました。
ただ人それぞれライフスタイルがありますので必ずしも朝勉強をおすすめしません。誰かの真似をしようとしてうまくいかず自信が無くなるのは本末転倒ですので、ご自身の体調や生活リズムに合う時間帯を探してみてください。今までの勉強を振り返ってみて「あの時間集中できたな」「あそこのカフェは綺麗でコーヒーもおいしくて自己肯定感あがったな」といった印象的な場所や時間帯はありませんか?こういった経験があなたの学習環境整備のヒントになるかもしれません。


やっておいてよかったこと

最後に「これやっておいてよかったと思うこと2選」についてお話します。

1つ目はRelease Questionをすべて解くことです。

A校で提供されているRelease Questionは全年分解くべきだと私は考えております。私はこの方法でAUDの沼を突破しました。詳しい話は省きますが私はかつてAUDの沼に苦しめられました。学習カウンセラーの方に相談しRelease Questionを3年分解いたことを伝えると「3年分は少なすぎる。できるならあるもの全部やってください」と言われ、1か月後のAUD4回目を控えた私はひたすら全てのRelease Questionを解きました。(この期間は他のことはやってないです)。その結果4回目のAUDをパスしました。この経験からゲン担ぎのようにRelease Questionは全部解くようにしています。

2つ目はタイムマネジメントの練習です。

皆さんはUSCPAの勉強と並行して、制限時間内に解く練習を別枠で設けたことはありますか?日々問題を解くときと本試験とでは環境が全く違います。時間管理の練習をせずに本試験でタイムプレッシャーがある中100%の力を発揮することは難しいです。本試験中はわからない問題にいつまでも時間をかけられません。限られた時間内に決断をする(解答する)練習をすることで試験中の動揺や緊張感を軽減できます。このおかげでBAR本試験でもMC50分ずつ、TBS1問20分以内と計画通り試験を進めることができ、最後に10分間の見直しの時間までとれました。


いかがでしたでしょうか。私は2020年の春にUSCPAの学習を開始し4年半もUSCPAを学習しております。こんな私でも残りの科目はREGのみです。社会人受験生は学生とは違い孤独な闘いが続きますが、私もそうだったようにSNSやネットの記事で誰かを応援できればうれしいです。今が一番若いですから引き続き頑張りましょう!

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