D2Cの要素を取り入れられないかな、という話
ふーこさん、こんにちは!
「D2C」って聞いたことありますか?
「Direct to Consumer」の略称です。
今日はこのキーワードを少し深掘りしてみようと思います。
まずは、分かりやすい説明を見つけたのでご紹介します。
D2Cとは
Direct to Consumerの略で、自ら企画、生産した商品を広告代理店や小売店を挟まず、消費者とダイレクトに取引する販売方法を指します。ソーシャルメディア(SNS)やECサイト、直営店舗で消費者とコミュニケーションをとり、生産した商品を販売します。アパレルブランドや美容化粧品ブランドの多くが採用している形態ー
(出典 D2Cとは? 新時代のビジネスモデルを事例とともに紹介)
これって、ずばり、私たちがしようとしていることですよね。
そこで、今回はこのキーワードからヒントを得ようと、本に手を伸ばしました。
「D2C『世界観』と『テクノロジー』で勝つブランド戦略」
1.D2Cが作る新たな流れ:「コト付きのモノ」とは
昨今よく聞かれる消費の「モノからコトへ」という変化について、本書ではトヨタのモビリティーサービスやAppleの音楽配信サービスなどを事例に、モノを売るメーカーが”モノを伴わずに”「コト」を提供してきたことが示されています。
一方、D2Cブランドはメガネやスーツケースなどの「モノ」を売る会社で、「モノのコト化」とは逆方向ともいえます。
では、なぜそれが成り立つのか?
次のように書かれていました。
優れた顧客体験を提供する、インターネットサービスであるという「コト」的な特面を持ちつつも、リアル店舗を持ち、実質的な「モノ」を核としながら世界観を作り込む。顧客との関係性をより深め、紡いていく。このハイブリッド性にこそ、D2Cの強みがある。
(出典 「D2C『世界観』と『テクノロジー』で勝つブランド戦略」)
ここに、まさに私たちのものづくりのヒントが詰まっているように思いました!
2.D2C的にエプロン作りを考える
私たちがこのプロジェクトを始めたときから何度となく交わした会話で、
「今の時代『モノ』だけでは売れないよね。。背景の『ストーリー』も大事。あと、『世界観』も大事だよね!でも、伝えたい世界観…なんだろう…」
というのがありました。
ひとまず、この方向性は合っているのかも!と思えるようになりました。
そして、肝心の『世界観』について少し頭の体操です。
私たちの場合、世界観の軸となるのは『旅』なのかな~と考えています。
今作っているモノが旅先にインスパイアされているから。
それと、一つ面白いなと思うのが、エプロンという日常生活で使うアイテムと非日常である「旅」というテーマの組み合わせ。
このギャップをどう埋めるのか…
いえ、それともギャップを面白さに変えるのか…
悩ましいですね~
3.個人的に取り入れてみたい!『お菓子づくり』要素
それから、個人的にはエプロンを使いだしたきっかけは『お菓子作り』だったので、その要素もどうかなと思っています。
お菓子作りって、究極的には「なくてもいい時間」だとおもいます。これだけおいしいお菓子に囲まれていれば、わざわざ手間をかけて材料をそろえてお菓子を作るのは手間なだけです。健康志向のものだって、だいぶ手軽に手に入るようになりました。
それでも、お菓子を作る時間って「あると人生の楽しみが増える時間」なんですよね。これは、パン作りにも通じるかもしれません。
そんな、「なくてもいいけど、あると人生の楽しみが増える時間」の良さをエプロンと一緒に伝えていけたらいいなぁって思いました。
ふーこさんなら、どんなことが浮かびますか?
From あい
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