シェア
新恒 杏子
2020年1月22日 14:26
上弦の月が浮かぶ 冷たい夜のこと味のない舌先 しがみつく指先流れ星を見たの闇に銀色 ここにもあるけどそれとこれとは別のお話内緒で泣いた 君しか知らない奪われるまま 溺れるように辿り着く先は Wonderland君の息で呼吸をした君の熱に ただ恋をした----------------------------------------------絡みつくのは簡単で、そ
2019年12月12日 18:51
愛しているよと伝えたくなる月だった文豪の名言か歴史のデマかそんなことはどうでもよくて月の美しさが心や躰を動かすのをわたしは知っている手を繋いで抱き合おう見つめ合ってキスしようカーテンは開けておいてねお月様に照らされながら貴方と愛し合いたいの-----------------------------------------------------今日は2019年最後の
2019年10月14日 10:52
満月はすべてを満たされて空に光を放っていた。その光景、時が止まるような。神々しさに息も止まるような。 満月になったらあとは欠けていくだけと堂々と天に鎮座しているあの月も恐らく、知っているのだろう。その不安を見せないように一点の翳りもないように欠けていく運命を背負いながら微塵もそんな素振りなく。今夜だけは、かっこつけさせて。---------------------