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嫌です。アラサーになって言えるようになりました

自分が「これおかしいんじゃない」とか「嫌だな」と思うことがあっても、「そんなことを思うなんて、細かいし面倒なやつだと思われて嫌われそう」と、いつもまわりから何を思われるかを常に気にしていた。

そう考えてしまう自分も嫌いだった。

でも、そんな自分を少し変えることができた。きっかけは カナダへのワーキングホリデー。

向こうにいたときに、「日本人はいつもニコニコしていて、なんでも『yes yes』って言うから、なめられるよ」と聞いたことがあった。

確かに……。

それに加え、向こうはいろいろとゆっくりで、ルーズなことも多くて。ちゃんと自分で声を発さないと、ほっとかれることもしばしばあった。

どうせ1年後にはここを離れるんやし、私の苦手な「自分の思ったことを言う!」を練習してやろうじゃないか!

せっかく自分の時間とお金を使い、海外で生活するという貴重な経験をしてるんだからと、ワーホリ途中からこれを実行することにした。

完全に吹っ切れたわけではなく、「あ〜面倒なやつって思われただろうな…」と後悔したこともあった。

私が借りていたシェアハウスのオーナーにも、私の細かさを発揮しまくってたから、絶対に嫌われていると思っていた。けど、私が帰国するとき

こんなメッセージをもらった(笑) 
うれしすぎてスクショ。 
自分で勝手に自分を卑下するのはもったいないなと反省。

今でも、細かいことが気になったときはオーナーからのこのメールを思い出して、「言っていい。言っていい」と心でつぶやくようにしている。

🏠 💻 🏠

ひとり暮らしを始めてから、たまたまかもしれないけれど、ちょっとイラッとすることが この1ヶ月でたくさん起きた。

疲れていたから「もう我慢できねぇ!」の沸点が少し低くなっていたかもしれない。

私は問題が発生したときは、とりあえずワンクッション置くために、友達や母に電話する。そして、まわりの目を気にしてしまう私は、いつも「これ、言っていいと思う?」と相談していた。

でも、今回は違っていた。

友人や母が「まだ言うの待ったら?」みたいなスタンスで私の話を聞いていても、「いや、私は言うよ?」 という感じで、若干ケンカごしだった(笑)。

迷惑かけられてんだもん。
こっちの権利やもん。

そんな気持ちだった。

ちゃんと、やっと、自分の人生の真ん中に自分を置いて生活できるようになってきている気がする。

私は海外に行ったけど、正直あまり英語を喋れるようにはなっていない。でも、こんな感じで、生きていくうえで大切なことをたくさん学んだ。

別に海外にいなくても、自分の言いたいことをちゃんと言っていいんだよな。自分の人生、自分が主役なんだから。何で誰かに気を使って、自分を犠牲にする必要があるのか。

みんな、自分の毎日を生きるのに必死で、私が言ったことややったことを事細く覚えてないよ。

だから言ったらいいんだよ。
嫌なことは嫌って。

ねっ。

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