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「AIのべりすとα2.0」に挑戦

なんか、小説を書くAIがあるそうで、、
「AIのべりすとα2.0」
https://ai-novel.com/novel.php
実力はどんなもんか勝手に試してみましょう。
連続入力するにはアカウント必要みたい、、とりあえずフリーアカウントを登録。

お題は拙者の書いた140字小説(一千一瞬物語 (140字小説・コント)の最初の2行を「AIのべりすとα2.0」に入力してAIの出力と拙者のオリジナルを独断と偏見で比較、勝敗?を決めます。

その他、
・AIの出力は140字におさまらないだろうが気にしない。
・同様にAIの出力はオチがないだろうが、とにかく面白かったら評価する。
あと、細かい基準はおもいついたら適用します。
では行ってみましょう!
注:タイトルは入力しません。

お題① タイトル:『鳥』
『常連で賑わう焼き鳥屋「ピヨちゃん」。親父が肉を串にさして網に置いた瞬間、炎がボッと大きく燃え上がり見る間に鳥の形になって「クワッ」っと鳴くや窓から飛んでいった。』

「オリジナル」
『常連で賑わう焼き鳥屋「ピヨちゃん」。親父が肉を串にさして網に置いた瞬間、炎がボッと大きく燃え上がり見る間に鳥の形になって「クワッ」っと鳴くや窓から飛んでいった。
「ひ、火の鳥」「フェニックス!」「なんで?」
「さ、さあ?」
親父はあいまいな笑顔を浮かべると次の串を焼き始めた。』

「AIのべりすとα2.0」出力
『常連で賑わう焼き鳥屋「ピヨちゃん」。親父が肉を串にさして網に置いた瞬間、炎がボッと大きく燃え上がり見る間に鳥の形になって「クワッ」っと鳴くや窓から飛んでいった。「あれはどういう魔法なんですか?」
「うーん、どうなのかな? 魔法って言うより、昔からある手品みたいなもんだよ」
親父さんは首を捻る。そう言えば、この世界の魔法はどういう仕組みになっているのか全く分からない。』

うーん、、結構おもしろいかも!!
これはまずいぞ、、(何が?(笑))

次いってみましょう。(次はもう少しむずかしそうなお題で、、むふふ)
お題② タイトル:『遺伝』
『人魚と上半身魚、下半身人間の半魚人が恋に落ちた。
生まれた子は、全魚人、人魚、半魚人、全人間の四人。
「だから、その魚、私の家族なの。」』

「オリジナル」
『人魚と上半身魚、下半身人間の半魚人が恋に落ちた。
生まれた子は、全魚人、人魚、半魚人、全人間の四人。
「だから、その魚、私の家族なの。」
と、言うなり見知らぬ美しい女は、僕の釣り上げた2m級の魚をどこかへ持っていってしまった。もちろん、今でも彼女が人魚の娘だと信じている。』

「AIのべりすとα2.0」出力
『人魚と上半身魚、下半身人間の半魚人が恋に落ちた。
生まれた子は、全魚人、人魚、半魚人、全人間の四人。
「だから、その魚、私の家族なの。」「そうか・・・。」
「ねえ、海に帰してあげてよ!」
「それはできない相談だ。お前はここで俺と一緒に暮らすんだ。」
「いや!絶対帰すもん!!」
すると、今まで大人しくしていた女の子が泣き出した。』

うーむ。『一緒に暮らす』という発想はなかったわ。
さすがに、これだけの短文では話として成立していないが、AIは登場人物に「女の子」がいること
「女の子」は魚をつかまえた当人ではないこと
を、文章から読み取って会話をさせています
AIおそるべし!

お題③ タイトル:『月』
満月の夜の帰り道。
ふと空を見るとお月様が満面の笑みでこちらを見ている。
「お月様にはお顔があったんですね。今まで気づきませんでした」
「いつもは後ろを向いているからね」

「オリジナル」
満月の夜の帰り道。
ふと空を見るとお月様が満面の笑みでこちらを見ている。
「お月様にはお顔があったんですね。今まで気づきませんでした」
「いつもは後ろを向いているからね」
…そうなのか。あれ?今、なぜ私とだけ話ができたんだ?
あわてて視線をあげるとお月様はもう後ろを向いていた。

「AIのべりすとα2.0」出力
満月の夜の帰り道。
ふと空を見るとお月様が満面の笑みでこちらを見ている。
「お月様にはお顔があったんですね。今まで気づきませんでした」
「いつもは後ろを向いているからね」私はその時、初めて月の裏側を見た気がしたのです。
私にはまだ知らないことがたくさんある。それをこれから知っていきたい。そう思ったのを覚えています。
そして……この日の出来事がきっかけで、私の恋が始まりました。
***
『月明かりの下で』END』

おおっ、、ENDまで進み、タイトル『月明かりの下で』まで生成された。
お題①、②ではENDまで生成されませんでした(つまり話の途中)が今回はENDまで行きました。82文字入力で184文字の超短編になりました。
ですが、さすがにストーリーは平凡?な感じ。ラストも弱い。
これはオリジナルの勝ちですな!(どや!)


いや~AIおもしろいですね。
キャラクターも設定することができるようなので、入力したらもっとちゃんとした小説らしくなるかもしれません。
完全なストーリーはともかく、小説の展開を考えるにあたってヒントはもらえるかも、、。
今はこんな感じですが、現在はまだ開発中(α版?)なので将来に期待ですね。

(了)


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