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印度林檎之介@小説
2015年9月16日 07:21
人里離れた山奥の小さな山小屋に夜が来た。小屋の中には一人の男と犬、猫が寝息をたてている。月が天高く昇り、窓から月のあかりが小屋の中を照らし男は目を覚ました。「……やけに明るいと思ったら今夜は満月か」月の光に照らされた男は、たちまち全身に毛が生え、牙が尖り、鋭い爪が伸びる。男は狼男だったのだ。狼男は小さくあくびをするとシーツのシワを直し、犬と猫を抱き寄せ丸くなる。そし