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今すぐ役立つ!!心理学用語3選②【社会心理学】

心理学用語第2弾です。



今回は社会心理学を紹介します。

社会心理学は私たちの暮らしの中にある心理学のことです。

最も身近な心理学と言えそうですね

1.カラーバス効果
2.リンゲルマン効果
3.ダニング・クルーガー効果

1.カラーバス効果


「特定のものを意識するとその関連情報が自然と目に留まる」

これをカラーバス効果と言います。

行動経済学の紹介でも言いましたが、基本的に人間の脳は楽をしたいのです。

だから人は自分が見たいものに意識を向けます。

例えば、周りを見渡した後に目をつぶって青いものがあったか聞きます。

その時にはほとんど答えられないでしょう。

次に、目を開けて青いものを探してもらうように指示すると真っ先に青いものが目に飛び込みます

カラーバス効果は引き寄せの法則と言われることもあるみたいです。

引き寄せと言うとスピリチュアルな印象を受けますが、このように科学的根拠が示されています。

2.リンゲルマン効果


「人数が多くなると仕事をサボりたくなる」

これをリンゲルマン効果と言います。

「社会的手抜き」とも言われます。

例えば、綱引きです。

フランスの心理学者リンゲルマンが実験を行いました。

1人で引いているときは100%の力を出しますが、8人で引いているときは49%の力しか出していなかったそうです。

人数が多くなるほど手加減する傾向が見られたそうです。

日本の労働も例外ではないかもしれませんね。

3.ダニング・クルーガー効果


「能力が低い人ほど自分を過大評価すること」

これをダニング・クルーガー効果と言います。

例えば、勉強です。

人生でほとんど勉強したことない人にとっては、5時間勉強できたら物凄い満足度でしょう。

一方、東大を目指している高校生にとって5時間の勉強は少ないと感じるはずです。

前者に勉強した?と聞くと

「めちゃくちゃ勉強した。」と答えるでしょう

後者に勉強した?と聞くと

「全然勉強してない。」と答えるでしょう

同じ5時間の勉強でも人によって感じ方は様々です。

また、私の主観ですがノーベル賞受賞者は総じて謙虚な印象です。

つまり、ダニング・クルーガー効果を言い換えると

「能力が高い人ほど自己評価が低い」

とも言えるのではないでしょうか。

まとめ


至る所に心理学用語がありますね。

特に「リンゲルマン効果」はつくづく感じていたことだったので言語化できて嬉しいです😌

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