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2020記事まとめ(5/5):ビジネスや世の中の考察記事

2020年のまとめ記事第五弾です。
これが最後になります。

2020年はコロナで激変の年でした。

アップルがnoteを始めた4月下旬は緊急事態宣言の真っ最中。これから日本はどうなるんだ?という不安と危機感のただ中にありました。

当然のようにコロナ関係の記事を書きました。
一方、気を紛らわせる意味でも、全然関係ない考察記事も書きました笑。

本稿では、
(1)コロナ関係の記事
(2)その他の雑多な記事
の2章構成で、アップルが力作だと勝手に思っている記事を独断と偏見でご紹介します。

(1)コロナ関係の記事

 1.2020年4月時点でのアフターコロナの予測

アップルは、コロナ初期のころから、このコロナで経済社会構造は大きく変わると感じていました。コロナがいつ収束するのか全然わからない中、意識はアフターコロナの変化(今でいうニューノーマル)に向いていました。

正直想定外だったのは、コロナがここまで長引いたことです。2020年春の時点では、年内には徐々に収束に向かうのではないかと思っていましたが、実際は全然違いました。今も大きな第三波が来ており、予断を許さない状況です。

つまり、現在もウィズコロナであり、今後もしばらくはウィズコロナは続くでしょう。アフターコロナと言える日がいつ来るかはわかりません。

とにもかくにも、4月の時点で、アフターコロナで何が変わるのか、逆に変わらないのかということを記事にしていました。

ここに書いてあることは今見返しても妥当だなと感じます。集中から分散の流れは、都市から地方へというレベルで進みつつあります。出張もピタッといかなくなりました(コロナが一時的に収まった時期も)。マス向けのイベントのひとつであるセミナーについては、「ウェビナー」という言葉が出来、オンラインでやるのが当たり前になっています。

アフターコロナと言えるときが来たら、改めてこの記事を振り返って答え合わせをしてみたいと思います。

 2.働き方の変化

コロナで最も変革されたのが働き方でしょう。テレワークが飛躍的に普及し、家で仕事することがとても多くなりました。

アップルはこの変革は、後々の歴史に刻まれると思っています。それくらいインパクトの大きなことです。

これも昨年の春、アフターコロナでどのように働き方が変わるかを考察していました。

ワークライフバランスからワークライフフレキシビリティに変わっていくということをここでは提示しています。ワークとライフを二項対立と捉える時代は終わり、働きながら生活し、生活しながら働くというワークとライフが「融合」したスタイルに変革されます。これは、総じて働く人々の幸福度を増す変革であり、とても良い傾向だとアップルは感じています。

 3.コロナ禍の業界変化

いくつかの業界についてコロナで業界はどう変わるかということを記事にしました。

  3-1.鉄道業界

最初に書いたのは鉄道業界でした。コロナで人は家から出なくなり、「移動」の需要が大きく蒸発しました。これにより、航空、鉄道などの運輸業界は大打撃を受けました(現在もその打撃は続いています)。

そうした逆風の中、鉄道業界はどう変革しないといけないのかということをまとめた記事がこちらです。

  3-2.不動産業界

また、不動産業界も大きく変化します。特にテレワークが普及したことで、オフィスの需要は大きく減少しました。オフィスデベロッパーにとってはかなりの逆風です(実際、コロナ以降、オフィスの空室率は上昇の一途をたどっています)。

オフィス、住宅、ホテルのカテゴリごとに不動産市場がどう変わっていくかをまとめたのがこちらの記事でした。

  3-3.カーシェア業界

シェアリングビジネスの流れの中、カーシェアリングの市場はここ数年で大きく伸びました。いまやいたるところにカーシェアのステーションを見かけます(最もよく見るのは、業界ガリバーのTimesのステーションです)。

先述のとおり、コロナは移動需要を激減させました。カーシェアも移動手段を提供するサービスなので、当然のことながら逆風だろうと考えていました。

ところが調べてみると、カーシェア業界はそんなに落ち込んでいないことがわかったのです。意外性もあって記事にまとめたのがこちらのエントリーでした。

・感染リスクが電車やバスなどのマス輸送と比べ低い
・巣ごもりに伴う”買い物車”としてのニーズが高まっている
・そもそも料金モデルがサブスクなので業績が安定しやすい
ことなどが背景にあることを論じさせていただきました。

(2)その他の雑多な記事

 1.制約がイノベーションを生む

イノベーションが流行りですが、イノベーションが生まれるにはいくつかの条件があります。その一つとしてアップルが着目するのが「制約」という条件です。

制約があるからこそ、人は創意工夫します。そうした創意工夫の中からイノベーションは生まれるのです。

その象徴的な例が軍艦島です。

長崎県沖にある小さな小さな島。それが軍艦島ですが、土地という生産要素が極めて希少だからこそ、大正時代にも関わらず鉄筋コンクリートのビルを建てて土地を有効活用しようとしたりしました。

軍艦島というのは調べてみるとすごく面白いです。その一端を、こちらの記事にまとめました。

 2.一流アスリートは構造化する

戦略コンサルタントにとって「構造化」するスキルは極めて大事です。構造化することではじめて、事象の背後にあるメカニズムを理解でき、正しい打ち手を打つことができるからです。構造化の重要性については、様々な記事の中で強調してきました。

この構造化する力。戦略コンサルに限らず、様々な分野で一流で活躍する人は何かしら具備しています。

その一例がサッカー選手の本田圭佑さん。YouTubeにおいて、一流のサッカー選手が備える能力が何なのかを「構造化」して解説しています。

 3.noteってどういうビジネスモデルなの?

アップルも使っているこのnote。運営会社もnoteという会社です。

実際にnoteを使ってみて、ものすごく使いやすいな、見やすいなと感じました。アメブロのように広告がチカチカ出てこないのもすごく良い。では、一体どういうビジネスモデルで稼いでいるのだろうか?

こんな疑問に端を発し、note株式会社について調べ、ビジネスモデルを考察してみたのがこちらのエントリーです。

考察してみて、なかなか面白いビジネスモデルだなと感じました。ここに書いたような収益ドライバーがどれだけ骨太に伸びていくか。成長はそこにかかっていると思います。今後もベンチャー企業としてのnoteに要注目です。

 4.noteとかけてミスチルと解く。その心は?

頓智のようなお題で書いた記事がこちらです。

詳しくは記事をご覧いただければと思いますが、その心は、
「初動はたとえ微妙でも、ロングセラーが大事」
ということです。

今後も長く読まれ続けるロングセラーの記事を書いていきたいと思います。

 5.ストックは何事においても大事

ロングセラーとも関連しますが、ビジネスにはフローでの稼ぎ方とストックでの稼ぎ方があり、持続的成長のためにはストックの要素が極めて重要です。

昨今サブスクという言葉がもてはやされていますが、これも事業や経営の安定化のためにはストックでの稼ぎが重要であるということが背景にあります。

ビジネスでも、ブログでも、時間を味方につけて稼ぎ続けてくれるストックの存在は、土台としてすごく大事ですし、そうしたストックをいかに作るかを考えることは戦略上きわめて重要です。


以上です。
こうやって振り返ると、雑多に色々なことを書いていたなと思います。
2021年も気の向くまま、思うがままに、やや枠をはみ出しつつ雑多なことを書いていきたいと思います!



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