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【高照度光療法】冬季うつに効いたもの

こんにちは。りんごりらです。
毎年秋~冬にかけて気持ちが落ち込み、調子が悪くなります。

<<高照度光療法>>

うつ病や双極性障害(とくに2型)では、「季節性感情障害」といって特定の時期になると体調を崩す人が多いようです。気分の落ち込みや過食・過眠、症状は多様です。

私も毎年のように冬に苦しめられ、誕生日が来る3月なんて毎年うつで体調不良というありさま。ハッピーな誕生日を迎えた記憶がありません(笑)

いわゆる「冬季うつ」に有効とされるのが「高照度光療法」です。夏季と比べて冬季は日照時間が短くなることがうつ症状の原因とされており、光を補ってあげることで、生体リズムが整うという仕組みです。

光療法は専用の機材を用いて、目から2,500ルクス~10,000ルクスの高照度光を取り込みます。 体に光をあてるのではなく目で光を浴びることで、脳にその明るさを伝えます。大体30分以上を日中に浴びるといいようです。夕方~夜にかけては脳が覚醒してしまうので使用しません。

<<おすすめ機材>>

光療法といったらコレ、というくらい有名なのが「ブライトライトME+」です。値段は高いですが、紫外線をカットできたり、病院でも導入されているため安心感があります。Amazonの口コミも良さげです。

ブライトライトは結構大きいので場所を取ります。光療法の機材でもっと安く小さいものだと5000円くらいからあるようなので、個人に合ったものを探されると良いと思います。もし迷うようなら圧倒的にブライトライトがおすすめです。

<<使ってみた感想>>

私も3カ月前、ちょうど9月で秋になるシーズンにヤフオクで中古品を買ってみました。新品だと高くて手が出せませんが、お試しレベルなら中古品でもいいやと思い3万円ほどで購入。パソコンの横に置いて30分~1時間くらい照らしておいて、たまに蛍光灯を見つめる。

特に悪天候でうつが重い時に試すとよくわかるのですが、不思議と穏やかな気持ちになってきます。「整う」という感じ。ほわーっと安心感がある感じです。効果はだいたい半日~1日もちました。

晴天の日は使わないので、今年の冬はあまり活躍の場がありませんでしたが、ブライトライトのもう一ついいところ。それは、

光目覚まし時計として毎日使える


ということです!
冬季うつ患者はだいたい冬の朝が弱いです。すっきり起きられません。なぜなら6時くらいに目が覚めても外は暗いし寒いから。ついつい二度寝してしまうんです。そんな時、ブライトライトは時間をセットしておけば自動的に強い光を発してくれます。眩しいですが、5分ほど見つめて光に慣らしてくと不思議なことにスッキリ起きることができます。毎日同じ時刻に光目覚ましを使うと生体リズムが整うので、夜も決まった時間に眠くなります。もうこれだけでも十分助かっています。

<<こんな人におすすめ>>

※人によって効果は個人差があります

・冬になると落ち込みが酷くなる、過食など身体症状がある
・朝目覚めるのが苦痛
・体調が悪いと外に出ることが困難な人
・日照時間が短い地域に住んでいる人(特に日本海側など雪が多い地域)


機材を買ったとはいえ、晴れている日や曇りの日でも、外の日光の方が明るさとしては強いです。ブライトライトは電気代もかかるので、悪天候や特に調子が悪い日にガッツリ使って、その後は光目覚ましにするのがおすすめです。

光療法で今年のうつを乗り切りましょう(^^♪

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