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【躁鬱】上司に病気を告白する〜番外編〜

2週間ぶりに出社したタイミングで、躁鬱を打ち明けた上司と2時間雑談をしてきました。雑談という名の人生相談になってしまいましたが、良いお話を聞けました。

まず体調の事を報告。今は2週間のド鬱を乗り越え軽躁状態であること。軽躁の時ほど過活動になるから仕事をセーブしないといけないこと。

私の場合、軽躁状態だとちょっとハイテンションだけどバリバリ仕事するから元気になったと思われやすく、それが病気であるとは誰も思いません。他にも絵のアイディアが湧き出るように出てきたり、資格勉強やジムで運動をはじめたり、とにかく別人のように精力的になります。

しかしハッピーな事ばかりではなく、仕事でイライラして人を毛嫌いしたり、敵対する雰囲気が出るのかピリピリしたり。。。

いわゆる「高エネルギー状態」になります。声もハキハキして元気そうです。
一方、鬱の時に電話した時は「声は元気そうだけど語尾に諦めが見える」らしいです。前の所属の上司はいわゆるサイコパス的な人だったので、こんな風に言ってもらえるのは初めてです。HSP気質なのか心の機微がわかる上司で良かったです。

次に人事評価を下げられた事や同期と比べて落ち込んでいる話をしました。
すると上司は過去の自分の話をしてくれて、新卒の頃は落ちこぼれだったとか、とても信じられないと思いながら聞いていました。長く働いている人は体験談に深みがあって面白いなと思いました。

「回復を焦らない」「仕事を辞めないで続ける」ことの大事さを知りました。



多少気分が回復したとは言え、復職してからの現実は変わっていません。なので心のどこかに治療が上手くいかない虚無感や人生への諦めの気持ちがあったのですが、人の話を聞いてみて心の穴が少し埋まった気がします。少しだけ希望が持てて「また頑張ってみようかな」と思えました。その日だけは。

躁鬱の難しいところは、良い気分が継続しないこと。次の日には既婚で幸せな上司に対して無性にイライラしています。「管理職なんかに話すんじゃなかった。査定に響くじゃん」などと後悔。

そこからは毎日イライラしています。cbdで何とか落ち着かせていますが、ストレスが優るようで辛いです。

まず、朝メールBOXを開けば大量のメールにうんざり。「いちいち余計なメール送ってくんじゃねぇよ」とキレています。そしてプライベートでは軽躁状態の散財によりお金が無くなる。そのストレスで「天気が良いから自殺しよう!」とかめちゃくちゃなことを考えたりする。そして過食に走り、ストレスでまたお菓子を大量に食べてしまう悪循環。

せっかく鬱から軽躁に上がったのに全然ハッピーじゃありません。かと言ってまた鬱に落ちるのは御免だし「低め安定が大事」とか言ってくる主治医を殴りたくなってしまう。

寛解して1年、2年と維持している人はすごいなぁと思います。

私は社畜として働いている限り永遠に寛解しないんだと思います。でも生きるためにはお金が必要。非正規や障害者雇用になって生活水準を下げたくないし。。。

健康が犠牲になっても仕方ないのです。生きるためには。何とかしようと足掻いたけど無駄だったし、もうどうにもならないんでしょう。人生を諦めながら、それでも自殺しないように生きていきます。

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