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「人は釣り合う人と結婚してる」とは言うけれど

結婚とは毎日の夫へのモヤモヤとの戦いだ(何という始まり)。

最近、毎日夫にモヤモヤしてて、そのモヤモヤの処理に日夜七転八倒の状態だ。

しかし、偶然ワーママはるさんのVoicyでハッとした回がある。

「心理的成熟度の合う人同士が結婚してる」

「パートナーは自分の鏡」

この言葉を聞いて普段気づいていないことに気づかされ、めちゃくちゃ反省した。

コロナで家にいることが多く、家には息子(3歳)と夫しかいない。必然的に夫にばかりモヤモヤや怒りの矛先が向かう。

そこで「夫にモヤモヤした時、どうすればいいか」最近やって良かったことを書き出してみる。

1.人に話す

これは私が一番苦手なことだ。

コロナ禍で、みんな大変なのに友達に日々のしんどさを吐露しても迷惑なだけと思って、昨年1年間はあまり友達に連絡を取らなかった。おまけに夫婦間のことを聞かされるのも迷惑だよなと思っていた(親しい友達は全員結婚していない)。

しかし、先日私や友達の誕生日を迎え、久々にLINEをしている中で夫のモヤモヤを吐露してしまった。でも友達から様々な反応をもらい、思った以上に気づかされることが多かった!人に話すことの偉大さよ!

例えば先日、夫に1年半ぶりに言い返したことを話した。書くとしょうもないが、夫は私が息子に味付けのりをあげるのを見ると「塩分が高い」からやめるように何度も言われた(夫は自分の食事には気にせず、ファーストフード、揚げ物、コーラなど塩分以外の脂肪・糖分過多のものも大好きだ)。それが5回以上になって、私はブチ切れてしまった(女性の怒りはポイントカード制と言われるが、本当だ)。

言った言葉は「味付けのりだけが塩分高いんじゃないよ。塩分はほとんど全ての料理に入ってるんだよ。他の料理の塩分量を調べてみてよ。あと、そこまで言うなら○○(息子)の食事の準備を全て私に任せてないで、自分でやってみてよ」というものだが、私はこの言葉の100倍怒っていて、心の中ではこの10倍汚い言葉で言い返していた

友達に話すとまず「1年半とか我慢せずもっと言い返してもいいよ!」と言われた。私は上記の心の中の10分の1の柔らかい言葉で言い返したつもりだが、夫はめったに言い返さない私に言われたからか、「ごめん」と呟いてからしゅんとなってしまった。それから改めて謝られなかったが、私も悪い所があったのかと思い、私が先に謝ったら友達は「全然悪くないやん!先に謝ったらクセになるで」と言っていた。

私は友達とのやり取りの中で、自分一人で悩んでいたら気づけないことも気づかされた。今回の場合なら「私は元々自分に自信がないんだ」ということ。今回の気づきはその後、色んな問題に直面した時に参考になった。

2.手帳に書き出す

友達に話すのは重要だと思ったが、そう毎回友達に話すのはやはり申し訳ない。そういう時は手帳に頼るに限る。

手帳に「夫にモヤモヤしたこと」というテーマで思いつくまま書いてみる。途中でモヤモヤしたことに関連した過去の出来事や「こうしたらいいのでは?」というアイデアが浮かぶので、マインドマップのように書いていく

例えば「夫はマイペースに休む」とモヤッとしたことを書いたら横に「私も休みたいと思ってるやろうと思わんのかな?」と書く。そしたら「夫は恐らく察することができない」「休みたかったらできるだけ早く休め。人がどう思うかじゃなくて自分軸で考える」という結論に行きついた。

手帳に書いていたら普段読書や様々なコンテンツで学んでいることがふっと浮かんで、自分の問題に繋がることがある。落ち着いて考えられて、自分で答えが導き出せている。

3.瞑想する

これは最近やり始めたことだが、瞑想をしたら頭の中のごちゃごちゃが取り払われて、透明になった所で過ごせているような感覚になる。私はワーママはるさんの毎朝の瞑想ヨガで週三回強制的に瞑想をする機会を設けたが、これめちゃくちゃ自分の心の安定に繋がっている。

4.寝る

夫が昼寝をしていて、「自分も眠いのに自分だけ家事ばかりして…」と思ったら黄色信号。私は「日中は寝てはいけない。ただでさえ時間がないのだから少しでも家事を進めないと」と思っていたが、しんどくて夫への不公平感が募るばかりなら早く寝た方がいい。

というか、横になって3の瞑想していると、疲れていたら寝てしまう。10分でも寝られたら夫が1時間寝ていようが、そこまで腹は立たない。疲れたら「家事をやらないとあかん」ではなくて「自分は休みたいんじゃないか?」と問うて休んであげることが精神衛生上大事だと、最近わかってきた(遅い)。

5.普段しないことをする

普段の私は当日の晩ご飯のおかずがあれば、翌日以降のご飯を心配して、少しでも多くのおかずを作り置きする。

でも先日、そういうのはやめてみて、その日の晩ご飯のおかずはあるから余った時間で山本ゆりさんの本からショコラバターサンドを作ってみた。

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すると、息子も夫もめちゃくちゃ喜んで食べた。息子は気に入りすぎたから、夫は息子に俺の分を分けて良いかな?と言ってあげていた(いつも夫には息子や私の倍量をあげていた)。

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たかがクッキーを作っただけでちょっとギスギス気味の我が家はパッと明るくなった。

6.言うべきことはきちんと伝える。

私は喧嘩をするのがイヤなので、モヤモヤはできるだけ我慢して自分の中で処理するようにしていた。

でも最近は「言うべきことはきちんと言った方がいいよな」という結論に達した(やっぱ遅い)。

先日、夫が(息子の歯磨き担当)「○○(息子)の新しい歯ブラシどこ?」と言っていた。新しい歯ブラシは大人と同じ所に置いているから見たらわかるはずだ。でも、見えないのか、どれを取ったらいいかわからないのか、私に聞いてきた。

私は取り出して渡して一旦は終わったが、やはり思い直して言った。
新しい歯ブラシはここにあるから、替えたい時に替えてくれたらいいよ
夫は替えてくれるのを待っているような気もしたからだ。
こういう細々した家事は私がするものだと思われるのはおかしい。
やはり言うべきことは言わなければならない。

結局、一番大事だったこと…休む&感謝する

ここまで、色々と夫にモヤモヤしたらどうすればいいかと書いたが、結局一番大事なのは「休むこと」「感謝する」ことだった。

自分なりのストレス解消法を持つことは大事だが、「ストレスを解消する」のではなく、まず「休んで」夫に「感謝もする」ということが大事だった。

少し前の私は自分ばかりが夫に「ありがとう」と言っている気がして、それも不満で「ありがとう」を言わないようになってしまった。

「それはやってくれて当たり前だ。どうせ私がやっても感謝されへんし」と思っていたが、「ありがとう」を言わなければ、夫も「ありがとう」を言わない。私って、いる意味ある?という気になってしまった。

そこで、助かったと思ったことは改めて「ありがとう」と、またありがとう運動をリスタートさせた所、夫も「ありがとう」と言う回数が増えた。

これが、冒頭の「パートナーは自分の鏡」という言葉かーーー!と思った。

夫に「ありがとう」と言うと、今後もそれをやってくれる可能性は高いし、私がやっていることにももっと敏感になって「ありがとう」と言ってくれる。

お互いが色々なことを率先してやることで、お互いの思っていることも近くなってくる。これが、「心理的成熟度が合う人と結婚してる」「釣り合う人と結婚してる」ということかーーー!!

でも、「ありがとう」と言うには自分の心に余裕がないといけない。まずは「休む」が先なので、次に「ありがとう」でいいのかなと思った。特に頑張りすぎる人間にとっては。

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