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梅の匂いを思い出して

髪をバッサリ切った四月の上旬。胸下まであった長い髪は信頼している美容師さんの手によって肩までの長さになった。肩まで切ろうと決めた時の意思は固かった。

切った理由はいくつかあった。残念ながら(?)失恋ではない。厄払い、心機一転、イメージチェンジ。簡単に言えばこんなところである。今月末に大学時代にお世話になった先輩の結婚式が京都である。10年ぶりに会う人もいて、今から若干緊張気味。その人たちに会ったときの当時の私はスーパーロングヘアでその長さはお腹のへその近くまであった。今度会う人たちはほとんどがそのロングヘアのときの私しか知らない。せっかくだから驚かせてやろう。私も大人になったんだということを。(前に髪の毛の長さについて綴ったnoteがあるのでよければこちらも。この記事が私の今まで綴ってきた記事の中で一番多くの方に見ていただいている。恐縮です。)自分の結婚式ではないけれど、着飾って出席したいのでダイエットを開始したらどんどん胃が小さくなったみたいで、あまり食が進まない。そうすると体調に不調が出てきはじめてしまった。明日は休みなので病院へ行く。ダイエットはほどほどに。仕事はもっとほどほどに。

大型連休が近い。今月末はこの結婚式を皮切りに怒涛の日々が始まる。京都京都京都 東京東京東京東京 実家実家実家実家という具合だ。京都は結婚式、実家に帰る理由はコロナ禍に亡くなった祖母の法事だ。ザ・慶弔のオンパレード。その間に仕事が挟まれている。生活拠点が東京なのだけれど働いている会社が在宅をそんなに推奨していないので京都から一旦東京へ戻り、実家へ戻る。京都から実家へ戻る方が距離的に近いのだが仕方ない。溜まったANAのマイル、早く何かに換えたいな。

有名な中目黒の桜は葉桜になってもいいものだと思った。毎年一緒にサーフィンに行っている彼女が選んでくれた雰囲気の良いイタリアンのお店は出てくるコースの料理はどれも絶品で、満足度と幸福度の両方が高かった。花より団子とはまさしくこのこと。毎回、彼女とのお話はずっと笑っていて、明るい未来の話をしている。この友人の存在にいつも感謝している。

最近、英語を使う機会が多い。この数年、ちゃんと勉強しなければと思ってはいながらもなかなかできていない。本腰を入れて勉強する時が来たなと感じている。いつかその理由も書ける時が来たらいいな。多分、何となくだけれど私は英語から逃げられない運命なんだと思う。高校、大学、社会人とそれなりに英語を使うことがあり、これ以上は逃げられない気がしている。私はこうした小さい違和感を放置するのが嫌で感覚的に抗えずにいる。自分の責務なのだろう。改めてきちんと勉強しよう。

今月は早い段階で更新できた。毎月一度noteを更新するという自分のルールを守っている。先ほども少し書いたけれど英語を勉強する、noteを更新する。何かに対して「する」ということを積み上げていくことが今の私には必要な気がする。その先に待っているものが決して良いもの、明るいものと約束されていないことも理解しているつもりだ。それでも積み上げてきたものはその人の功績であり、それだけは誰にも文句は言われないはずだ。自分の武器としてではなく、「守っていきたいもの」として淡々とこなしていきたい。

東風吹かば 
にほひおこせよ梅の花 
主なしとて春を忘るな

菅原道真の有名な歌
忘れかけていた何かを、この春で思いだせそうだ。



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