見出し画像

叫び

腹が立つ。
怒りという感情が今の私にはある。なぜ怒っているのか、理由は二つある。

1、女の価値は「若さ」だと言われたこと。
この間、学生時代の友人と会った。名前を友人Aということにしておく。A本人もスペックが高いというか、簡単にいうとお金を稼いでいる職業に就いていて、2、3年前に結婚しお相手の方もそれなりにステータスがある方である。俗世間的にパワーカップルというやつだ。そんな彼女とお茶をしていると「結婚」の話題が出てきた。私は独身で、特に目立った婚活ということもしておらず、いつか結婚できたらいいなという気持ちでいるのだけれど、それが彼女には「甘い」とみなされてしまったらしい。「女の人の結婚の価値はいかに若いか。」ということを熱弁されて、私は「そうだね。」と返すしかなかった。若ければ若いほど女性の結婚も、出産も、いいのかもしれない。ただ、彼女から「お前はもう若くない」と遠回しに言われているのが辛かったし、腹が立った。異性に言われるならまだしも同性の同い年にこんな形でお尻を叩かれるとは思わなかった。昔なら「いや、若さという理由で私を選ぶなら、選ばれなくていい。それよりも中身で選んで欲しいよ。」と言い返してやりたかったけれども、独身の私がそれを言ったところで私と彼女との溝がますます深まることは明白だった。だから、彼女の言葉をとりあえずは受け止めた。でも、ずっと思っていることがある。結婚という二文字に焦らされ、変な人と結婚し人生狂わされるくらいなら自分でずっと一人で稼いで生きていく。自分の自由に使えるお金で旅行して、デパコス買って、ハイブランドのバッグを買って、ずっと好きなことをして、自分の人生を満足度と幸福を積み上げていきたい。

2、責任感がなく、他力本願な人
困ったことに仕事で責任感がなく、他力本願な人が部署にいる。私の仕事はシフト制のため平日にも休みがある。そのため、平日に休みがある人は自分の案件を引き継ぎに出して、バックアップを別の人が対応しなければならない。どれだけ人の案件を自分の案件と同じように対応できるか、クローズに持っていけるかがポイントなのだが、人に対応させて案件をクローズさせようとする魂胆が見え見えな人がいる。前からずっとその人のその対応を上司をとおして注意をしてもらっていたつもりだが、本日それがまた起きてしまった。何度目の報告なのか分からない。「なぜ同じ過ちを何度も繰り返すのでしょうか。他力本願なのがバレバレですよ。」とダイレクトに言ってしまった。私が会社にいなくてよかった。今日は在宅でずっと忙しかったというのもよかったんだと思う。とにかくストレートに要点だけ話して、その人からの謝罪はいらないから、どうにかして欲しいということだけ伝えた。どうせ謝罪したところで直りゃしないんだから。期待しない。イライラしない!

ざっと書いた。文章にすると少しクールダウンする。私の語彙力のなさと誰かに自分にとって気分の良くないことを言われた時に咄嗟に出る反射神経のなさにも呆れるが、別に私はメイウェザーのようにストレートパンチを相手に与えるつもりはない。ただ、こういうのは人と人とのコミュニケーションの中でどれだけ自分の言葉の引き出しが多くあるか、瞬時に発せられるかだと今更ながら思う。強さ、弱さではなく自分を守るためにも、意味と意思のある言葉の表現を大人としてどのくらい使えるかが知性であり、教養であり、そしてその人の品格を作っていく。怒ることが悪いことではない。人間の感情として喜怒哀楽はとても大切な部分である。それをいかにして自分の言葉で伝えていくかを、人との関わりの中で学んでいきたい。


この記事が参加している募集

#スキしてみて

527,899件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?