寄る年波とニセモノ疑惑

前回の記事からの、派生記事です！

前回の記事はこちら

私の周りは、女性陣も男性陣も、年齢による容姿の変化が、あまり無い友人が多く、何十年ぶりかの再会も
『全然変わらないねー！』
という言葉が飛び交います。
なかでも Kちゃんと ｒ君に至っては、
この二人だけ時が止まってるのか！というレベルの、もはや怪異。

そんな中、前出の R君…
前回の記事を読んでいない方の為に、R君について、ざっくりと…

小学生の頃から、スクールカーストの頂点に君臨する、圧倒的な見た目の良さと求心力で、いつでも中心にいた、
究極の “人たらし“

です。

そんなR君ですが…
隣県に嫁いだMちゃんが、ベーカリーを営んでいると知って以来、事あるごとに訪れる常連さんに🥖
来店する度の、恒例の記念撮影で🤳
先日40年ぶりに会う前に、一部の女子だけ、一足お先に写真での再会となったわけですが、LINEに送られてきた写真に、皆一様に…

『…え？誰これ』

Mちゃんと並んで、はにかみ笑顔で写る男性。
思わず他に写真が送られて来るのか？
そっちがメインで、これは一緒に来た同僚か何かなの？
勿論、そんな写真を送ってくる筈も無く、皆一様に

「どちら様？」


これこそ怪異レベルの 別人。

いえ、ただ、多少、肥えただけで、
ひと回り大きくなったとは言え、それを充分に補う “イケおじ“ ではあるんです。

見た目の良さは相変わらずなんです。
なので変貌…と言うより、別人。

誰かが昔の写真を掘り起こし、デジタル上で見比べる…（罪な時代です）

どこを取って見ても面影一つも無し。

…これ、ソックリさんの方が確実に似てるわ😆と思い、ハッとしました！

…まさか

ニ　セ　モ　ノ⁉️

誰かが 成りすまし てるのかも‼️

何か事件に巻き込まれて ｹ ｻ ﾚ ﾀ ?😱

ありえる！！！

『いや、ありえないでしょう！』
『また突拍子もない事言い出して！』

とまぁ、案の定一蹴されましたが😅

そんな中、皆んなのアイドルWちゃんが、

『うん…  私、人の面影見つけるの得意なんだよね…必ず見つけられるの』
『でもR君、どうしても見つけられなかった…あんな別人は初めて』

と、ニセモノ説に賛同するかの匂わせ発言！

だよね！あり得るよね‼️

と気を良くし、

必ずや正体を暴いてやる！
ニセモノめ‼️

と息巻いて、40年振りの再会となったわけですが…

『久しぶり〜🍻』

と開会早々、ｒ君が、開口一番

『 R！親父さんにそっくりになってきたな！』

と。

… ん⁇  

… そうなの⁇

… じゃあ ホンモノじゃん

ニセモノじゃないとしたら、整形に違いない！とも騒いでいたので😅
整形とか言ってごめんね💦と心の中で謝罪していると、R君が

『俺、野活で転んで血まみれになって、その血まみれのジャージを（porona）さんが洗ってくれたの覚えてる？』

と。

… は⁇ 全く記憶にございません。
…全く身に覚えがございません。
… なんで私が？

転んだ事すら知らないし、そもそも、私の記憶では、R君と話した事がないし。

だいたい、天下のR君が、野活でコケて血まみれになるって…

…ﾀﾞｯｻ  😅

そんな出来事を知らないなんて、私はいよいよ異世界に居たのかと、一瞬不安になりましたが😅
女性陣は誰も覚えておらず…
まぁ本人が言うのですから、血まみれ事件は事実なのでしょうが、ジャージを洗った人物の真相は藪の中…

絶対に私だったと言い張るR君の記憶も、いろいろ曖昧で、数々の女性遍歴も殆どが、覚えてないと言う（スッとぼけてるのか？ｵｲ）。

何せ還暦間近の集まりですから、
皆んな記憶が曖昧なのです💦

例えば
『同じクラスになった事無いよね』
と話す二人…

『私⚪︎⚪︎先生が担任だった』
『え？俺も⚪︎⚪︎だけど』
『え？なら私は誰のクラス？🤔』
『いや絶対⚪︎⚪︎のクラスだったよ』
『え？じゃあ俺は何組だ？🤔』

持参した卒アルで調べる…

『あんた達同じクラスじゃん！』

とまぁ、終始そんな調子です😂

で、ふと思ったのです。

R君は ホンモノ でしたが💦あの別人振りで本人なら、ニセモノが本人だと言い通す事も可能という事じゃないか‼️と。
だって皆んな記憶が曖昧なのですから😅

今回感じたのが、
明らかに皆んな２年前より記憶が曖昧になってきている事。

見た目は変わらないように見えても、寄る年波には抗えず😓

還暦での同窓会は、何が何でも実現させなくては…と痛感したのでした。
一つでも多くの、思い出エピソードが集まるうちに。
ちゃんと記憶の擦り合わせが出来るうちに。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました♪

見出し画像は 猫野ソラ さんのイラストを使わせていただきました。あの表情に一目惚れでした！ありがとうございました♪