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India life Day11

24時間365日がヨガである。
それが理解できるようになったのは
ここ数年だと思う。

日本にいると気付かない事を
インドでは沢山気付かされる。

なぜなら
日本はとても恵まれてる国だから。
朝起きてから寝るまで
不自由なく過ごせる
安心で安全で豊かな国だ。

コロナ禍で外に出ることが少なくなって
改めて今インドに来て感じるのは
日本は兎に角恵まれているということ。

そしてそれが私達を時に
惑わし錯覚させているということ。

インドに来て
日々の中に沢山の学びがあり
そしてどこにいってもその教えを
説いてくれる人達がいる。

裁縫屋さんクリシュナテイラーの
ロケーシュおじさん。

彼もその一人。

5年前彼と英樹さんが
かなり濃い話をしていた。
サマディとは何か?
マントラについてや
インドの政治についてなど

何となくは覚えているけど
当時の私の次元では到底理解できず
なんか難しい話をしてるな〜程度だった。

今回ここを訪れて
まず彼が私に聞いた。

『ミキ、腕のタトゥーの意味はなんだい?』
何個か入ってるサンスクリット語のタトゥーを指さして彼が聞いた。

『あぁこれ?Aikyamっていれたよ。』

『Aikyamの意味はわかってる?』

恥ずかしながら私はすぐ答えられなかった。
何となくの意味は知ってても
説明するのに時間がかかった。

『AikyamはATMAだよね?
いや、イーシュワラ?』

そこからロケーシュおじさんの素晴らしい講座が
始まった。
(私の理解できた和訳になります)

『いいかい、Aikyamとはパラアートマへの道だよ。
アートマに行く為に
私たちはどうやったらいけばいいか?
を問うよね。
それを、求めようとする。
でもそれじゃいつまで経ってもアートマへの道は
切り開かない。
サレンダー(降伏、降参)しなきゃいけないよ。
全てに身を委ねて
求めたりせず、日々生かされていることへ感謝する。
そうすることでアートマと一つになる。
それがAikyamそして
そこからパラアートマへ向かうんだよ。

人は外側に意識が向きすぎている。
沢山お金が欲しい
あぁ見られたい
こうしたい、ああしたい。

しかしそれは決して必要なことではない
内側に意識を向けて
もっと自分の内側を旅しないといけないよ。

そこに答えがあるし
そこがパラアートマへの道に繋がる。』

笑顔で沢山の教えを説いてくれました。

そしてインドの人も海外のプラクティショナー達も
よく言うのが
カルマのことだ。

両親の話になると
必ずカルマの話になる。

今回もロケーシュおじさんに
『兄弟はいる?』と聞かれた。

『お兄ちゃんがいるけど仲良くないんだ。
母さんと父さんと私は仲が良いけどね』

『いいかい、全ての関係に良い悪いの
ジャッジメントをしてはいけないよ。
それが君のカルマなんだからね。
君のお父さんとお母さんがいることで
君が生まれて
今生きてる人生が、君のカルマだよ。
神を想うのと同じように
両親へ感謝を想いなさい。
あなたの両親が神である事を知りなさい。
全ては繋がっているからね』

ハッと気付かされる。
本に書かれていても
理解し切れない事でも
インドの生活の中に
日々学びはあり
それを教えてくれる人達がいる。

彼らは日々体現して
日々の中に神への信仰があり
そして神とは何か?を理解し
生活の一部として暮らしている。

理解して日々過ごすのと
無知で過ごす日々とでは
雲泥の差だ。

今回のインドでは
以前よりも理解ができている事で
周りとの話がどんどん、腑に落ちる。
そして魂の成長につながっている気がする。

ロケーシュおじさんに
バカヴァットギーターを今読んでて
学んでるよ
と伝えたら

そしたら来年僕にバカヴァットギーターを
説明してくれるね?
と言われた。

わかった、説明できるように
勉強してくるよ。

果たして既に理解してるインドの人に
私の理解が届くのか。

出来ないことなんてない。

私の中の理解を
アウトプットして
そして更に学びが深まっていくこと、
そしてその学びが日々のプラクティスや
生きていく上でのエネルギーになっていくこと。

インドの生活には
沢山の学びがある。


クリシュナテイラーの仲良し夫婦
ママ様はサンスクリット語がわかるから
色々教えてくれる
パパ様はマントラを歌ってくれたり
いつも笑ってる
インドのカフェは
バターだけじゃなく
Gheeの選択肢があるのが嬉しい
自宅に海外のプラクティショナーを招いて
日本料理でおもてなし🙏
味噌汁に
だし巻き卵に
日本から持ってきた地元の漬け物と
おばちゃんが作ったお米に
日本風野菜炒め
ネギ味噌焼きおにぎりも!


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