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【イベントレポート・B面】“会えない”オンラインセッション。「だじゃれ音楽研究大会」の舞台裏

去る2020年5月31日(日)、「第4回 だじゃれ音楽研究大会」という不思議な名前のイベントが開催されました。レポートA面ではイベントの様子を、レポートB面では運営の舞台裏を、それぞれお届けしていきます。

「レポートA面」を読んでくださった方はご存知のように、「第4回 だじゃれ音楽研究大会」では、次々にゲストが登場し、最終的には国内外から総勢約20人の演奏者が集結。オンライン上で即興セッションを行いました。

スタッフ同士さえも“会えない”、“顔の見えない”状況で、どのように登場のタイミングを合わせ、演出を行い、運営していたのでしょうか?

今回のイベントでは下図のように、出演者用(ライブ配信画面)とスタッフ用、二つのオンライン会議スペースを並行して立ち上げていました。3つのポイントで、その舞台裏に迫ります。

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▲「第4回 だじゃれ音楽研究大会」運営の図

ポイント1:Zoom上で「ステージ」と「舞台裏」をつくる

今回のイベントは、Zoomの会議画面をYouTubeでライブ配信するかたちをとっていました。実は、この出演者用のZoomとは別に「スタッフ用Zoom」を並行して運用。トラブルシューティングや視聴者対応などは、スタッフ用Zoom内で随時状況を共有しながら行っていました。
出演者用Zoomホストとスタッフ用Zoomホストは密に連携し、それぞれ「ステージ」と「舞台裏」とを管理しました。

ポイント2:ビデオ機能のオンオフで出演者の登場を切り替える

今回のイベントでは、「だじゃれ音楽研究会」のメンバーや、国内・海外ゲストなど、出演者の入れ替わりや登場のシーンが度々ありました。それぞれ接続環境などが異なる中、どうやって出演のタイミングを揃えたのでしょうか?

今回活用したのは、Zoomの「ビデオをオフにすると画面上に出てこなくなる」設定。出演者用Zoomのホストが、出演者のビデオのオンオフを管理し、出演するタイミングだけオンにする操作を行っていたのです。
(ホストと出演者管理スタッフも、実は画面オフで出演者Zoomにずっと参加していました)

ビデオオフ機能を「楽屋」や「舞台袖」のようにして、登場する前に心の準備を行う時間をつくりました。

また、この機能をさらに活用し、セッション中に表示人数を段々減らしたり、段々増やしたりするなどの演出にも挑戦しました!

ポイント3:管理スタッフと連絡スタッフを分ける

出演者がつながらない!緊急の連絡がある!そんなときのために、出演者管理スタッフ(出演者用Zoom参加)をサポートするかたちで、出演者連絡スタッフ(スタッフ用Zoom参加)も待機し、特に海外ゲストとの連携をはかっていました。

出演者の管理と連絡を2つのZoomでおこなうことで、臨機応変に、演出や出演者フォローに集中することができました。

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「千住だじゃれ音楽祭」チームの工夫がつまった「第4回だじゃれ音楽研究大会」。
「千住だじゃれ音楽祭」は、新しいだじゃれ音楽を生み出す活動も引き続き頑張ってまいりますので、よろしくお願いいたします!

★当日の様子のアーカイブ映像はこちら

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(公財)東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京所属。東京アートポイント計画プログラムオフィサー。「アートアクセスあだち 音まち千住の縁」、「ファンタジア!ファンタジア!-生き方がかたちになったまち-」を担当。長距離通勤中。隠し技はクラリネット。