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毒親育ち〜無題〜頭に浮かんだことを書いただけ。

【毒親】という言葉が生まれてから、こんなにも家庭環境で苦しんでいる人がたくさんいるということがわかってきたのに、
なぜ、親子の縁を切ることができる制度がないのか。不思議でならない。

毒親という言葉が生まれる前は、
「うちの親、ちょっとおかしいんだよね」
「いちいちうるさいっていうか…」
そんな曖昧な言葉でしか言えず。

子供がアルバイトで稼いだお金を、子供からもらうのが当たり前だと思ってる親がいるというのも不思議である。
『家にお金を入れるなんて偉いわね〜』
まわりからはそう思われる。
『あなたが一生懸命働いて、お父さんを助けてあげないとね(にっこり)』
なーんて言われたこともあったっけな。

なぜ、子供が親を支えなければならないのか。
『え、だって家族じゃん!当たり前でしょ?』
毒親家庭で育ってない人はそう言う。

成人する前の段階で、家庭のこと、親のことで苦労する人生になってしまう子供は、誰が守ってくれるのだろうか。
私の経験上、誰もいない。

成人後はどうだろうか?
まず高卒と同時に就職した。とにかくお金が欲しかった。大学や専門は行ってみたかったが、行けるようなお金はない。
しかしだ、働いたお金を当てにされるなど、誰が想像できただろうか。
自分の将来のために貯めたいのに、実の親にたかられるとは…誰が想像できただろうか。
『自分のために使いなさい。一生懸命あなたが働いたお金なんだから、ちゃんと大切にとっておきなさい。』
そう言ってくれるのが親ではないのか。

さっきからお金お金と言っているが、精神的苦痛に上乗せするかのように、お金が吸い取られていくのだ。
もちろん働けば、ボーナスなどでお金もちょっとずつ貯まっていく、貧しくて買ってもらえなかったあの頃とは違い、高くない物なら欲しいものも買える。
だけど、だけどだ。そういう星の元に生まれてしまったというのか、そういう運命だ宿命だとでもいうのか、何かと不定期のタイミングで、『お金貸して』『お金ないからちょうだい』と、吸い取られていくのだ。
え?お金出さなきゃいい??
そんなことはわかっている。だが、通用しないんだ毒親というやつは。
どう説明したらいいかわからないが…通用しないんだよ。

はぁ、親子の縁が簡単に切れたらなぁ。
書類上も戸籍上も何もかも。
しっかりと縁を切れたなら…
どんなに幸せだろうか。

え?簡単に親子の縁を切りたいなんて言うなって??
いいねぇ、そう言える人生の人は。
それならあなたが私の代わりに毒親を面倒見てくれるかい?それなら喜んで差し上げるよ!
何度そんな言葉を飲み込んだだろうか。
『簡単に親子の縁を切りたいなんて言うなよ。たった1人の親だろ?大事にしなよ。』
私もそう言える“側”で生きてみたかったよ。

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(素敵なお写真お借りしましたm(__)mありがとうございます。)