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6月に観た映画まとめ(前半)

今年は映画をたくさん観ましょうということで備忘録的にまとめることにしました。だいたいなんでも楽しく観れる単純な性格なので肯定ポイント多めの感想も一緒に紹介します。再見も含む、観た順です。

『グッド・ウィル・ハンティング』


心に深い傷を負った天才青年と、大切な人を失い失意の底にいる精神科医の物語。スラム街で育った主人公ウィルが、大学の黒板にかかれた超難問の数学問題を解いてしまう冒頭シーンからずっと良かった。孤独と諦めの中で生きる2人と、教授や恋人など周りの人々のウィルに対する憧れや嫉妬の感情がとてもリアル。特に好きだったのは親友チャッキーのラストシーン。あんな友達がいるんだから、ウィルは大丈夫なんだよね。

『バクダッド・カフェ』


アメリカの砂漠にある寂れたモーテル「バクダッド・カフェ」に訪れたひとりの女性が、一風変わった周りの人々に影響を与え、癒し、場と人を変えていく物語。「ミニシアター系のおしゃれ映画…?」と避けていたのだが早く観ればよかった。歪んだ映像も独特な色彩も耳に残る音楽も素晴らしくとても好き。よく分からない不思議映画ではなく、心温まる喪失と再生の物語だった。ラストの解釈が分かれるようだが…一択だと思ったがな…どう思いますか?

『インター・ステラー』


舞台は近未来の滅亡寸前の地球。人類のために新たな惑星を求めて、元エンジニアの主人公は娘に「必ず帰る」と約束して長い旅に出る。
相対性理論は理解してるとして進めますよ、という不親切難解SFなのだが、よく分からなくても十分面白く感動してしまうのがすごい。一緒に観た9歳の息子も細かいことはほとんど分からなかっただろうが夢中になっていた。難しいことはたくさんあるけど結局「愛」。言葉にすると陳腐だけれどそれを実感します。

『ビルとテッドの時空旅行』


インターステラーのあともっと気楽なSFが観たくなって。どちらも同じ地球滅亡を救う話なのだが、こっちはずっとおバカな愛すべき作品。主人公ふたりの娘が、ダメダメな父親たちを愛し尊敬していることがとても良かったです。こちらも結局「愛」だよねってことで、言ってることはインターステラーと変わらないのかもしれない…なんて笑

『ブルース・ブラザーズ』


バディ音楽ものってことでビル&テッドのあと無性に観たくなる。契りを交わした義兄弟の二人が、世話になった孤児院を救うためにバンドを再結成する。黒ずくめのルックスから雰囲気から音楽から、ずっとかっこよくてずっと最高。子どもが観ても分からないとこもあるけどカッコいい!と思える作品なので家族で観るのもおすすめです。

以上前半5作品を紹介しました。疲れてきたので後半はまた次回。
観よう観ようと思いつつ取りこぼしてきた名作を、今年はたくさん観たいと思います。

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