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自分の気持ちを話すのが苦手な子の対応法(おウチ編)

こんにちは、心と身体が楽になる親子コーチング 
近藤きょうこです。

自分の気持ちを話すのが苦手な子の対応法

子どもの気持ちを知りたい。聞きたい。分かりたい。
お子さんの気持ちに寄り添ってあげたい。
そんな親御さんとお話しすることが多いのです。

でも、
・お子さんがまだ小さくて、上手く言葉にして伝えられない
→から、分からない。

・頑張って話してくれるけれど まどろっこしい。
 →結局なにが言いたいのか分からずじまい
 →お互いに疲労感。結果分からないまま。

・思春期で話してくれない。→から、全然、分からない。

そんなお話もよく伺います。(我が家もそうでした)

●「どうしたら、子どもが話してくれるようになりますか?」
そんなご相談もよくいただきます。
それだけ、自分の気持ちを話すって、案外難しいのですよね。

「お子さんが話さない」時は、話したくなるまで、「待つ」必要があるとお話しします。
でも、待つ以外で
私がしている事・心がけている事を今日は書きたいと思います。

相手が話さない時は、 まず自分のことを話す。

例: 
・日常であったこと
 ○○ちゃんのお母さん見かけたわ~。

・今日の珍事件
  今日ね、ピンクのヘルメットのおじさんに話しかけられたのよ~。

・自分の失敗談
 長ねぎを買おうとしたら、なぜか玉ねぎ買っちゃって(;^ω^)


・今日の嬉しかったこと
 今日、コンビニくじが当たったの!

・今日、美味しかったもの
 ○○ってアイスがすごくおいしかったよ!

などなど、相手の返事が無くてもいいくらいのちょっとした一言をなるべく自分が先に話すようにしています。

珍事や、失敗談だと、「何それ!?」とか、「え?で、どうしたの?」なんてたとえプリプリ・ピリピリしていても質問してくれたりしました。

●話を少し限定する

「今日、どうだった?」だと
何について話すのが良いのか悩んでしまったり、「別に」「フツー」なんて返答になりがち。

・「今日一番うれしかったのは?」
・「今日の一番心に残ったのことは?」
・「今日の給食で美味しかったのは?」
・「何か面白いことあった?」

など、話す内容を狭めて聞いたりすると答えやすくなります。
あと、ママやパパからも、「私の一番うれしかったのはこんなことだよ。あなたは?」など、こんな風に話すんだというのが分かると話しやすくなったりします。
●兄弟の事を相談する

我が家は子どもが3人いるので…あえて、別の子の事を聞いたりします。
・お兄ちゃん、いつも本を読んで居るけど、姿勢が悪いんだよね。
背中が痛いとか、肩が痛いとか言ったりしてなかった?なんて聞いてみたり。
・お姉ちゃんと昨日勉強しなさい!ってケンカしちゃったんだけど何かあなたに言ってなかった?とか。

・妹ちゃん、学校で○○が流行ってるって言ってたんだけど、あなたの所でも流行っている?とか。

違う兄弟の話をしたりするのも案外、良かったりしました。

「それは、心配しすぎだね」
「お母さん。さすがにそれは言いすぎだよ」
「○○って言うのも流行ってるんだよ」


なんて、会話が広がったりしました。

自分のことは何て言って良いか分からないけれど、間接的に、他人の事だと話せるという事もあります。

●大枠を二択にする

すごく、言葉選びに時間がかかる子には
「まず、イイお知らせなのか悪いお知らせか、教えてくれる?」
「今の気持ちは、快か不快だとどっちだろう?」
対極にある二択(白か黒か)方向をつかむだけでも
聞き手が話しを待ちやすくなりますし、

○○?△△?なんて選択肢も出しやすくなりますよね。

●絵カードで話す(我が子には使わなかったけれど…)


言語化できない気持ちを絵でだと分かりやすいこともあります。

上にあげたような、ちょっとした仕掛けを作ってあげると話しの組み立てがしやすくなったり、待ちやすくなったりすると思います。

あ!でも、「今は話したくない気持ち」もあると思います。
そんな気持ちもぜひ大事にしてあげたいなと私は思います。


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