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#ネタバレ 映画「セブン」

「セブン」
1995年作品
若気の至り!?
2018/2/6 16:53 by さくらんぼ

( 引用している他の作品も含め、私のレビューはすべて「ネタバレ」のつもりでお読みください。 )

NHKの人気TV番組「モーガン・フリーマン 時空を超えて」のMCに、なぜモーガン・フリーマンさんが抜擢されたのか。これは私の勝手な想像ですが、やはり彼の持っている、「信頼できそうな、おじさん像」のせいなのでしょう。

仮に「意味不明な学説」でも、彼が言うと「そうかなぁ」と信じてしまうのです。それをNHK・Eテレ(元、教育テレビ)で流せば、これ以上の印籠は少ないはず。

ところで映画「セブン」。

そのモーガン・フリーマンさんと、若いブラッド・ピットさんのコンビ映画です。

そこでは、ブラピさんが敵に誘導され、文字通り「若気の至り!?」をやってしまうのです。

「誘導」と言うと、ふと映画「白ゆき姫殺人事件」も思いだしました(よろしければ、あちらの追記もご覧ください)。

★★★★

追記 ( 映画「クライング・ゲーム」や、映画「羊の木」も  ) 
2018/2/27 10:08 by さくらんぼ

>そこでは、ブラピさんが敵に誘導され、文字通り「若気の至り⁉」をやってしまうのです。

「若気の至り⁉」と書きました。

でも・・・ブラピさんの怒る気持ちは分かりますが、あの状況でも、冷静な人は冷静でいられるわけで(たぶん)、ブラピさんがああなってしまったのは、やはりブラピさんの性(さが)だと言っても良いと思います。

もっと単刀直入に言えば、彼(もちろん劇中の役柄)にも、犯罪者の素質があったという事だと思います。

それが暴き出されたのでしょう。

イジメられても、朝ドラ「おしん」みたいに耐えられる人もいるはずですから。

刑事と犯罪者、そこには、本来しっかりとした境界線が在るはずなのに、「人の性(さが)」の前には虚ろになってしまうのです。

ふと、映画「クライング・ゲーム」や、映画「羊の木」も思いました(よろしければ、あちらのレビューもご覧ください)。



( 最後までお読みいただき、ありがとうございました。

更新されたときは「今週までのパレット」でお知らせします。)


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