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#ネタバレ 映画「ネクスト・ドリーム/ふたりで叶える夢」

「ネクスト・ドリーム/ふたりで叶える夢」
2020年作品
同時進行でリメイク版(の夢)を観る
2020/12/14 22:29 by さくらんぼ(修正あり)


( 引用している他の作品も含め、私のレビューはすべて「ネタバレ」のつもりでお読みください。)

「こういう雰囲気の作品は好きだよね!」とは言える映画でした。無難にまとめています。

でも、(私の苦手な)女心の作品だからか、もう一つ高揚感がたりません。

それに、西洋人の女優さんは、美人であっても東洋人の私には萌えることが少ないので、失礼ながら、あまり女優さんには興味が無いのですが、あらためて良く見れば、(勝手に決めつけましたが)日本人好みの可愛いお顔をしています。

それで、日本人でリメイクするならだれが良いだろうと考えたら、(雰囲気から)石原さとみさんの名前が浮かびました。

「リメイクする価値があるのか」と言われれば微妙ですが、良い気分になれる映画であることは確かです。

★★★☆

追記 ( これも「コロナ過」を描いていたのか )
2020/12/15 9:56 by さくらんぼ

飛行機のパイロットやCAになりたい人が、色々な事情で夢がかなわない場合、代わりに空港スタッフとして働く、みたいなことがあるようです。

このような、ある意味「代償行動」は、飛行場だけでなく、あらゆる分野で行われていると思います。

この映画「ネクスト・ドリーム/ふたりで叶える夢」では、有名女性シンガー・グレースのアシスタントの仕事をしているヒロイン・マギー(ダコタ・ジョンソンさん)がそうでした。

ほんとうは音楽プロデューサーになりたかったのです。大物グレースの。

しかし、その夢に気づいても、グレースを含め周囲の人は、バカにして、冷ややかに扱います。「身の程をわきまえろ」みたいに。だから、マギーは熱心に仕事をしていても、周囲と心は通っておらず、寒い世界に住んでいるのです。

そしてこの構図は、グレースなど、その他の登場人物も共通して持っている空気感なのです。グレースには黒人であることと、年齢的な事とがありました。それに子供と上手く行っていないことも。

その冷たさが、映画のクライマックスには、マギーのプロデューサーへの転身とともに、オセロゲームのよう消えていきます。

この世界観も、もしかしたら「コロナ過で人々が分断されているのが、いつか元に戻るという希望」を描いていたのかもしれません。確かに手を消毒するシーンはあったような気がします。

追記Ⅱ 2022.4.20 ( お借りした画像は )

「回り道」で検索してご縁がありました。少し大きめの画像でしたので自動的に上下がカットされました。その他は無加工です。ありがとうございました。



( 最後までお読みいただき、ありがとうございました。 

更新されたときは「今週までのパレット」でお知らせします。)


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