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ブルーノ・ムナーリ展に行ってきました

先日、ブルーノ・ムナーリ展に行ってきました。海を見渡せる素敵なロケーションの神奈川県立近代美術館の葉山館です。
知る人ぞ知る世界のグラフィックデザイナーなので、ブルーノ・ムナーリについては割愛します。美術館に行って、その日の記憶を落書きで残しておく習慣はとっくになくなってしまっていたのですが、iPadを手に入れたので、これは!ということで活用してみました。

「空想のオブジェの理論的構成」
中でもいちばん印象に残った、楽譜をモチーフにしたコラージュ。記憶と図録の小さな写真をたよりに模写しました。イタリアの人だから、オペラなどクラシック音楽はきっと身近にあったのだろうなと思います。五線譜が、こんなにかっこよくなるなんて。音符が乗って音楽になる五線譜。ただの線に見えるけれど、躍動感がある部分をこんな風に表現できるんだなぁと目から鱗でした。

「木をかこう」
木を描くときに、まずは木を構成している法則を見つける。それを生かすだけで、細かい葉や幹の描写がなくてもちゃんと木に見える。

「役に立たない機械」
こういう幾何学模様のかたちを見かけると、このかたちを作るまでの過程を、丸三角四角や補助線で展開していく癖がついてしまいました。

デザイナーなりたてのときにとにかくなんでも吸収したくて読んだものが、本棚に眠っていました。お客様からの依頼に応える職業デザイナーと、じぶんの作りたいものをとことん表現するデザイナー。どちらも目指しているので、当時はこの視点の考え方に指標をもらったような記憶があります。

こんなところで、
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こっそり落書きアカウントも作ってみました。
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ご覧下さりありがとうございます!デザインの仕事と趣味の音楽をつなげられないか試行錯誤な日々です。サポートやフォローいただけるとうれしいです! https://twitter.com/@aoyamana https://www.instagram.com/aoyamana/