壊してみせろよそのbad habit ーー Atomic Habits を読む

ジェームズ・クリア（James Clear）のAtomic Habitsといえば、いまやビジネス書の定番中の定番と言っていいと思いますが、このまえ国際教養大の先生方の推薦図書にも入ってました。それだけ、職業や年代問わず、習慣化に課題のある人が多いってことですよね。そりゃそうだ。にんげんだもの。

どうすれば何かを習慣にできるか、その具体的な手順を、心理学や神経系の知見を活かしながら解説してくれるので、書いてあるそのまま実行すれば、今度こそ三日坊主にならないぞ、と思える本です。

まず概要的なことをいってしまえば、

All Habits proceed through four stages in the same order: cue, craving, response, and reward.

Atomic Habits

ということ。何かきっかけがあって、よしやるぞと思い、実際に腰をあげ、一人でできた！って達成感とか何かしらいいことがある、と。

問題は、わかってるけどそうはできない、ってとこですね。にんげんだもの。

たとえば、床に落ちてるものを拾って元の場所に戻すのがめんどい。歯医者さんでフロス使うように言われたけど全然やってない。そもそもスタート地点に立ててないっていうか、えっ、この状態から成功する習慣化の方法があるんですか？みたいなレベルです。

解決策は、ずばり、