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朧月ボーリングの玉ガターです

ボーリングの置物わきの月はなんだろう。この日は見えてなかったのだ。スマホの夜間撮影で浮かび上がってきたものなのか?今日の一句。

朧月ボーリングの玉ガターです

字余りだし、三句切れだし、朧月は春の季語なのでいまいち。


昨日は「うたの日」に投稿出来なかった。図書館の返却本があったので急いで感想を書き上げようと思ったら、これまた長文になってしまって、なかなか終わらなかった。昼過ぎに昼食を済ませて出かける。

図書館で返却三冊、借りた本も三冊。古本屋で二冊購入。また積読を増やしてしまう。

その中で岡井隆『短歌の世界』は塚本邦雄の方がいいかと思ったが短歌の解釈ならば岡井隆のほうが理にかなっているかな。塚本邦雄の虚構性に憧れる部分があるが、その表現方法はついていけない。

それが明確にわかったのが『短歌のタイムカプセル』で塚本邦雄の短歌をパソコンで打っているときの苛立たしさ。旧字が多すぎるのだ。意味もよくわからんし。さらに『茂吉秀歌『赤光』百首』での強引な解釈。理知的というより思い込みの印象批評だった。

こんなことをしていたのでもたもたしてしまった。読書は電車の中で金田一 京助『石川啄木』を読んだ。石川啄木の極貧生活。金田一京助が面倒を見るような話が多く、それも石川啄木の才能を信じていたからだ。啄木が新聞社から連載小説の原稿料を貰って年末にまとめて借金を返すときに「借金は返せるものなんだ」という言葉に笑ってしまう。啄木が語るとしみじみ感じてしまうのは、金田一京助の文章力によるところが大きい。

それと白秋が啄木から女遊びを教えられて後に不敬罪になったというのが何とも言えぬ詩人たちの世界。金田一京助は真面目青年だったから、そういう世界には立ち入らなかったようだ。文学者と学者の違いだろうか?

映画。『人質 韓国トップスター誘拐事件』。韓国の映画スター、ファン・ジョンミンを誘拐するという映画。誘拐犯のサイコパス性と警察の捜索との間で、逃げようとするファン・ジョンミンの闘いがかなりエグい映画になっていた。ファン・ジョンミンは日本だと役所広司ぐらいの映画スターなのかな。韓国映画のバイオレンス。


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