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暑苦しい火事の夢見る炬燵猫

昨日は映画を観に行ったのだが、『スラムダンク』ではなく『モリコーネ』。エンリオ・モリコーネのドキュメンタリー。『THE FIRST SLAM DUNK』の評価が高くて観たいかもと思うこともあるがアニメ映画は駄目なところを描かないから。だいたいジャンプ・スタイルだ。勇気・友情・根性(勇気・努力・勝利だった)みたいな。
昨日は久し振りにシネコンに行ったのだが、アニメ作品の多いこと。「ドラえもん」から「鬼滅の刃」まで。TVでやっていたものをまた再編集して映画館でやるとか(「鬼滅の刃」)TVでは敵役なのに、新たな大きな敵が現れて友情を確認するとか(「ドラえもん」)なんかな。TVだけ見ていてくれよ、と言いたくなる。その御蔭で外国映画が公開されないということもあるのだ。
『モリコーネ』で、初期はイタリア映画中心だったから、未公開映画がけっこうあって、その中にもモリコーネの重要作があったのだ。アメリカで評価されるまでは、ヨーロッパの巨匠たちと映画を作って実験的なこともやっていた。
ちょっとモリコーネの話になりそうだから、その先は映画レビューで書こう。ここは日記欄だから。
昨日は大体のことは出来たのだが、最初に町田の図書館が休館だということに気が付かなかった。横浜と町田は休館日が違うんだよな。この前もそんなことがあったのに、学習してない。まあ、図書館に行っても本を返して借りるぐらいしかないので、たいした影響はない。読む本は溜まっているのだから。今日は横浜に予約本を取りに行かねばならないし、返せるの本は一冊だけだった。
読書。そのパク・ミンギュ『ピンポン』を読んだ。また韓国文学にのめり込みそうだ。「カルチャーラジオ 文学の世界」は韓国文学特集なんで。

電子書籍で井上光晴『象を撃つ』。オーウェルの評論「ぞうを撃つ」に興味を抱く精神病患者の妄想(彼は小説家だと思っていて小説を書いている)と現実(病院内の事件について)とパラレルに進んでいく。最近の言葉ではマルチバースというのかな。そうだ映画の予告編でもハリウッドものは、マルチバースばかり宣伝していたな。
読書もまあ映画の待ち時間とかのほうが捗る。家だと寝てばかりいるから。
あと映画版の『桃尻娘』の感想も書いた。何本かU-NEXTにあったのでこの後みよう。

短歌と俳句だったな。今日で中城ふみ子を卒業しよう。その成果を連作小説で(書けたら)。あと白熊杯の投稿作。映画も観に行くかな。図書館に行くんで。そんなところだ。予定を書いているとなんかやらなければとなるんで。

今日の一句だ。いつもそれが日記のタイトルとなります。
「炬燵猫」という季語が出ている。猫は今は飼ってないが。井上光晴『象を撃つ』の中で婆さんがバター犬ならぬ、バター猫にしていた。そして蛇が入ってくるという妄想なのか現実なのかわからない描写になるのだった。このへんの小説ってアイデアは奇抜だよな。俳句だった。そんな俳句は作れない。過去の猫の想い出から。

暑苦しい火事の夢見る炬燵猫

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