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母の日やサンドバッグを叩け!ジョー

昨日は夕方雨予報だったはずが午前中から雨だった。途中止んだのだがスーパーで買い物している間に雨に降られた。雨も降らなければ困るんだろうけど外出が億劫になる。今日は完全引きこもりの予定だが。

和歌の二大巨頭、塚本邦雄が贔屓にする後鳥羽院と藤原定家のコレクションを読んでいている。後鳥羽院はあまり好きになれないが、定家はハマる。オタク歌人としての定家。物語文学好きの妄想好き。本歌取りという二次創作。なんでもっと早く気がつかなかっただろう。『百人一首』読んでもピンとこなかったが、あれは本歌取りのためのサンドバックなのだ。暗唱するより、♪~叩け、叩け、叩け~と、それを本歌として本歌取りをマスターすればいいのではないかと思えてきた。今日から練習する。

秋の田の かりほの庵(いほ)の 苫(とま)を荒みわがころも手は露に濡れつつ  天智天皇

百人一首

汗の室(むろ)イカ臭い部屋こころすさみサンドバックを叩け叩け叩け

まあ、最初はこんなもん。百首続ければ短歌の極意がつかめるはずだ。今日の一句。

母の日に「百人一首」をサンドバック

「母の日」より「父の日」の方が実感が伴うかもしれない

父の日や「百人一首」をサンドバック

音韻がよくない。

父の日やサンドバックを叩けジョー

歌を確認したらサンドバッグだった。うろ覚えだと間違えてばかりいる。

映画。『パリタクシー』は良かった。帰ってから録画した『破壊』島崎藤村原作を観た。告白小説なんだろう。最初は告白できずに弱い人間であったことがポイントか?告白したのも弱さに耐えられなかったと言った方がいいような。ラストのハッピーエンドは出来過ぎか?破壊というのは父の足枷を解くことだったのか?その後父との『和解』という文学が登場する。

『パリタクシー』を観て、タクシー映画は名作が多いと気が付いた。『タクシー・ドライバー』『月はどっちに出ている』『ナイト・オン・ザ・プラネット』。もう一つ傑作だと思うのは『KAMIKAZE TAXI』。

そっか。『ナイト・オン・ザ・プラネット』の日本版が『ちょっと思い出しただけ』だったんだ。

読書は『僕の狂ったフェミ彼女』。


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