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2023年9月の記事一覧

戦後のドイツ女性の生き方は日本と重なる

『マリア・ブラウンの結婚』(1978年/西ドイツ)監督:ファスビンダー 出演:ハンナ・シグラ、…

やどかり
8か月前
3

コンテンポラリーダンスの凄さを知る

『ダンサー イン Paris』(2022年製作/118分/G/フランス・ベルギー合作)監督セドリック・…

やどかり
8か月前
8

この国葬の規模が日本の今の状態か?

『国葬の日』(2023年/ 日本/88分)【監督】大島新 観察映画というのだろうか?セルゲイ・…

やどかり
9か月前
7

フランスの「もだえ神」

『サントメール ある被告』(2022年/フランス/123分)【監督】アリス・ディオップ 【キャス…

やどかり
9か月前
7

日本の子供たちのほうがヤバくねぇ?

『コロニアの子供たち』(2021年/チリ=フランス=ドイツ=アルゼンチン=コロンビア/99分) も…

やどかり
9か月前
13

仏教説話をアメリカで描くとグレートファーザーになる

『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』(2011年製作/129分/G/アメリカ)監督:ステ…

やどかり
9か月前
7

故郷は遠きにありて思ふもの

『658km、陽子の旅』(2022年/日本/カラー/2:1/1h53/DCP)監督:熊切和嘉 出演:菊地凛子、竹原ピストル、黒沢あすか、見上愛、浜野謙太、風吹ジュン、オダギリジョー 菊地凛子で思い出すのは映画『バベル』よりもロッテのCMだった。今それを見ながら想像するなら、負けてしまった菊地凛子がこの映画では描かれていた。 現実はCMタレントが女優賞を撮るまでになった映画なのだが、映画のストーリーは父と喧嘩して故郷を飛び出し錦が飾られない失意のうちに父の葬儀に出席するとい

これもアメリカン・ドリームなんだろうか?

『メルビンとハワード』(1980年/アメリカ/95分)監督:ジョナサン・デミ 出演:ポール・ル…

やどかり
9か月前
4

消えてしまったのは唐田えりかだったのか?

『寝ても覚めても』(2018年製作/119分/G/日本・フランス合作)監督:濱口竜介 出演:東出…

やどかり
9か月前
5

二つの「アウシュヴィッツのボクサー」の違い

『アウシュヴィッツの生還者』(2021年製作/129分/G/カナダ・ハンガリー・アメリカ合作)監…

やどかり
9か月前
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