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奥田実紀、穂積和夫(2021)『すてきなタータンチェック』福音館書店

チェックをあまり身に着けることがない。
高校生のとき、なんちゃって制服で1着持っていたくらいで、そのときも柄物より無地のものがすきだった。
卒業してからはあまり縁がないが、女子高生がチェックのスカートをはいている姿をみかけるとなんだかうらやましくなる。

チェック、とひとくちにいっても、さまざまな種類がある。
マドラス・チェックやバッファロー・チェックなど、名前をきいてもぴんとこなくても、実際に柄をみるとなじみ深かったりする。

そのチェックのなかでも、タータンに焦点をあてたのがこの絵本だ。
スコットランドでタータンがどのような歴史をたどってきたのか知ることができる。
タータンにはさまざまな種類があり、そのひとつひとつが登録されているそうだ。伊勢丹の紙袋でおなじみのタータンも、「マクミラン・イセタン」という名で登録されている。「月刊たくさんのふしぎ」として本書を作成したときに考案した「たくさんのふしぎオリジナルタータン」も登録されたという。

なんだかタータンに愛着がわいてしまう。

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