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舌を本来の位置にもどしたら、全身のバランスが整ってきた

舌の本来の位置は、「口の天井」です。

こころ歯科HPより

舌の先は、
前歯の歯茎より少し手前の「スポット」と呼ばれる軽くへこんだところに。
(歯にくっついてはいけません。)
そして残りは、
ぺたあ~と口の天井(口蓋)にくっついている。

記念歯科HPより

これが、自然な舌の位置です。

この定位置に舌がおさまっていない人は、
筋力が危険域まで低下しています!
早めに対処すればするほど、健康を保てますよ~

舌の役目って「味をみる」だけじゃないのです。
この定位置に舌がいることで、
・飲み込む力(嚥下力)の向上
・鼻腔の保温
・口腔内の潤いを保つ(免疫力UP!)
・滑舌が良くなる
・全身のバランスが整う

このような効果がもたらされるのです。

飲み込む力(嚥下力)の向上

食物が気管に入らないのはなぜ? | 看護roo!より

舌の力が無いと、人は何かを飲み込むことができません。
試しに舌の力を抜いたまま、つばでもなんでも飲み込んでみて下さい。
飲み込めませんよね。

そして筋肉は、
何も対策をとらないでいると、
加齢とともに力も機能も低下します。

舌は筋肉の塊ですから、筋力が低下してくると、本来の自然な(ぺたっと口の天井にくっついている)定位置から落ちてしまう・・・
ですから、
定位置から舌が外れている人は要注意!なのです。

鼻腔の保温

横山歯科診療所HPより

私は鼻づまり傾向があったんですが、
舌を口の天井にくっけるようにし始めてから、
鼻の開通度が上がってきました。
そこにいるべき舌が離れてたから冷えて腫れてたのか・・・すまん、鼻。

口腔内の潤いを保つ(免疫力UP!)

舌を正しい位置に置くだけで小顔矯正と同じ効果があるって知ってた?より

上の画像で、いかに舌が筋肉の塊であるかがよ~く分かると思います。
その筋肉がぐっと口の天井を押し上げていると、
下顎もぐっと持ち上がります。
すると、
口の中にぽかんと空間があくことがなくなり、
乾きにくくなります。
おまけに、舌を上につけていると唾液が出やすくなります。
唾液には抗菌作用がたっぷり!
口の中が清潔になるんですね~

滑舌が良くなる

アメリカ英語の発音ノウハウ より

定位置に舌を置くようになってびっくり、喋るのがラク!
舌を動かすとき軽やか~なめらか~。
これはどうやら、
日本語における舌のホームポジションが高めだから
だったようです。
これまでは、違う場所からよっこらしょと舌を動かしてたのか・・・
身体の動きって奥深い。

全身のバランスが整う

舌を鍛える=いびき、滑舌改善より

舌の位置を意識するようになって気がついたんですが、
姿勢が崩れてたりどっか緊張してたりすると
舌って変な位置にあるんですよ。
前へ出すぎて歯を押していたり
奥の方でぎゅーっと丸まってたり
だらんと下に落ちていたり・・・

で、それを直すと、
舌は身体の中心あたりにいるので「意識が体幹部に戻る」感じになります。
すると、
崩れてた姿勢が直ったり、緊張に集中してたエネルギーがほどけたり。

というわけで、
舌の定位置を意識していると全身のバランスを正せるようになる!のです。

舌の鍛え方

舌を鍛える=いびき、滑舌改善より

上の画像を見るとわかりますが、舌を動かす筋肉は沢山あります。
舌を鍛えるとは首の筋肉を鍛えることと同じ、という感じです。
というわけで、
舌の鍛え方はけっこう沢山ありまして・・・

私は単純に、
舌先をスポットより少し奥に当て、ぎゅーっと上へ押しつける!
(力を込めると舌が少し広がってちょうど舌先がスポットに)

舌が変なとこにいると気付く度にやる
が気に入ってます。

上の筋肉の画像を頂いた記事では、
顔を上へ向けて舌を突き出し、上下にゆっくり動かすのを10回繰り返す
という方法を紹介してました。

気に入ったやり方を見つけて、
毎日の繰り返しを楽しんでください!


スペシャルサンクス
読者視点アドバイス:相方

画像を使わなかった参考URL
舌癖?− 口腔の健康と ブラマリ−
顔のたるみも噛み合わせも改善!? 舌を鍛える!「ベロ回し体操」

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