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節目と知見

先日、誕生日を迎えた。
今回は特別な誕生日だった。なにせ、もうどう贔屓目に見ても「若手」とか言えない年齢になってしまったのだ。
人生においてはベテラン期に差し掛かり、それなりの振る舞いが求められる。何もしていないと体重が増える一方にもなった。
だから私は、五月下旬からエクササイズを始めている。体力は増えたが体重の変化は無い。理由は、エクササイズ後のアイスが美味しすぎるからだ。

いつもはのんびりとゲームでもして過ごすのだが、ずっとご挨拶をしそびれていた巖本英利先生がコミケにいらっしゃるとのことで、意を決してエアコンが効いた自宅から、真夏の有明に飛び出した。
その際、編集さんのパンケーキツイートに便乗させて頂いた。今年のバースデーケーキは美味しいパンケーキだ!

さて、東京ビッグサイトでご挨拶を無事終わらせ、都営バスのブースのグッズに後ろ髪をひかれつつ(諸事情により私物を増やせないので断念)、いざ帝国ホテル。
銀座慣れしてない蒼月、美味しいスイーツスポットをご教授頂きつつ、無事、パンケーキミッションをクリア。
帝国ホテルは角川四賞のイメージが強かったのだが、普通に食事もできるのか(そりゃそうだ)
シンプルにすごく美味しかったのでまた行こう。ご馳走様でした。

その後、オフィスでTRPGのセッションに加えて頂いたりしていたのだが、何気ない会話から自分の強みを新たに知った。
そして、その強みが既に自覚している弱みに直結していることに気付いた。
他人は5かかるところ、自分は2でできてしまうのだが、3抜いた歪みがあらゆるところに出てしまうため、それが弱みになっていたのだ。なるほど、理解
最近は共同作業をやらせて頂く機会が増えたのだが、自分の脳内イメージを他の方に伝えるには3を埋めないといけない。
それが分かっただけでも大収穫だった。他人とは特性が異なるので、3を埋めるには工夫が必要だが、弱みの原因が判明したのでくよくよ悩むフェーズが大幅に短縮されそうだ。自分よ、悩むな。手を動かせ

遊びも仕事も、一人で黙々とやりがちなので、自分を客観的に測る機会が少ない。しかし、自分にできて他人にできないこと、他人にできて自分にできないことを正しく理解していないと、認知が歪んでしまい、悩んでも仕方がないことで悩むことになるだろう。どうせ悩むなら、有益なことで悩みたい。
それに、他人にできなくて自分にできることがあるならば、そこに入り込めばプロジェクトを上手く回せるかもしれないし、逆に、自分にできないことを自覚していると、それを回避したりフォローをお願いしやすい。
今までは、あらゆる貧しさから脱出し自分を成長させるのが目標だったが、次は他者との関わり方を模索してみるのもいいかもしれない。丁度、舞台でチームプレイの凄さを間近で見られたことだし。他者のいい仕事を見ると元気になるのだ。

なんにせよ、これからも自分なりに面白い物語を紡いでいきたいと思っているので、読者さまは見守ってくださると有り難い。
9月は『咎人の刻印』原作6巻&コミカライズ2巻が発売するので、ご予約して頂けると幸いだ。


AI子さん、前回の記事にサポートして頂きまして有り難う御座いました!

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