韓国企業は投資するための資本の蓄積をゼロにしていくほど組合員に還元していくべきであるーれいわ、共産、立憲民主党、社民党の夢を叶えよう

現代自動車蔚山工場は今年「生産職平均年俸1億ウォン(約1050万円)時代」に入る可能性が高いという。この工場では在職期間の長い労働者が多く、そのため平均給与は現在9600万ウォン(約1010万円)ほどに達している。しかし現代自労組は「もっと多くの賃金」を求め賃金の大幅引き上げの要求貫徹を宣言したのだ。

左翼の夢の企業

これは大変よろしい。
仮にトヨタが同じように、左翼ー共産党、立憲民主党、社民党、れいわーの主張通り内部留保(笑)から生産性を超えた額の被雇用者報酬を出し、絶対安定雇用をもたらしたらどうなるかのモデルケースである。

規制には抜け道がある。が、労働貴族は守られるべきである(韓国においては)

現代自動車の生産職が手にしている高額年収は新たに生産現場に入った若い労働者にとっては最初から手に入らない特権に過ぎないからだ。現在の中高年中心の過激労組に振り回されてきた現代自は、今後定年で毎年2000-3000人の生産職が退職した場合でも、その代わりとなる若い従業員を採用しないからだ。さらに現代自労組は定年を伸ばして今の特権をさらに延長しようと動き出している。

こうなるわけである。年寄りを解雇できないのに若者を新しく雇うのはリスクが高すぎる。解雇を縛って、雇入れ義務を科さなければこうなる。しかしだからと雇入れ義務を企業に科したらどうなるか?海外に工場を建てるだけだ。誰でも抜け道を探る。


資本家から搾取せよ

しかし現代自の国内法人は今年1-3月期に3600億ウォン(約380億円)近い赤字を記録した。原材料不足など外からの要因が大きかったが、より根本的な原因は、海外工場で10人いればできる仕事を韓国国内では18人で行い、それでも高い賃金を受け取るいびつな構造にある。

こういう温かい経営をヒュンダイは永遠に続けねばならない。人間味のないロボットに置き換えるなんて論外。人間疎外は良くないだろう。高い報酬を払い、生産性は低い。これこそ左翼の求める安定した雇用と高い報酬の実現である。

しかし現代自の国内法人は今年1-3月期に3600億ウォン(約380億円)近い赤字を記録した。

こんな細かいことを気にしてはならない。資本家から取り返しているだけだ。今日のNHKでやってた政党討論でも内部留保から消費税分取り上げれば済む。富裕層資本家から奪えとソビエト丸出しの主張をしているマルキストがいた。

左翼の理想が、実現

専門家は「現代自はすでに一高三低の泥沼にはまっている」と指摘する。一高三低とは「高賃金」「低い生産性」「低効率」「低収益」の構造を意味する

気にしてはならない。左翼が求めるのはまさにこの泥沼だ。資本家から高賃金を得て、疲れないために労働者はやる気を出さず、効率悪く働きカルテルを作り、生産性は低くなり資本家が得る収益は最小化される。

理想的な企業である。現代はこの道こそ最新と言えるのでヒュンダイは名前の通りこの道をすすめ。



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