何を学ぶかではなくどう学ぶか
おはようございます。
20年ぶりに会う友人が、家族でヒミツキチ森学園に遊びに来てくれました。本当にありがとう!
今日は「教科」についてお話しします。
よく「教科横断的な学び」というのが言われます。教科間をまたぐと、学習内容も深く学べるし、時間的にも節約できて、より多くのことを学ぶことができます。
詳しくは、こちらの本で。
良書です。
でもなかなかそれって難しいですよね。
きっとそれは「何を学ぶか」で教科が分かれてしまっているからだと思うんですね。教科とは学ぶ内容で、そのように細かく分けたほうが学びやすいとされているからです。
総合的な学習の時間はぶつ切りではなく、教科と教科をまたぎ、総合的に学びを捉えるために生まれた(そう思っているだけですが)のだと思います。今は当初の目的とは変わって実施されていますが。。。
ヒミツキチ森学園での教科は次の通りです。
ことば・かずは「身に付ける」時間。
マイプロジェクトは「探究する」時間。
ほんと作家は「読んで書いて学ぶ」時間。
ワールドオリエンテーションは、「本物に触れて世界を知る」時間。
ごかんの時間は、「五感をフル活用して学ぶ」時間。
いちにち先生は、「人から学ぶ」時間。
つまり何を学ぶかではなく、どう学ぶかで時間割が分かれています。
これが最近、すごくしっくりくるんですよね。
ワールドオリエンテーションは、1回目の「新型コロナウィルス」を終えて、次のテーマは「葉山探検隊」です。校舎のそとにある、庭や畑、そして葉山の町に出て、いろいろなこととつながっていく授業です。
畑を耕して、サツマイモや大豆を植えます。
昨日の観察は、作家の時間に行いました。観察という書く行為は作家に入るからです。サツマイモの詳しいことは、ワールドオリエンテーションの時間に調べたり、植物としての基礎知識は「ことば・かず」の時間に身に付けるものとして補足的にやったり…
ワールドオリエンテーションの時間を中心に、いろんな教科をまたいでいきます。まるで当たり前のように…。
それが、どう学ぶを教科としている強みかなぁと思っています。
実際やってみて感じること、そんなくくり方もあるよって話でした。
現場からは以上です!今日も良い1日を!
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