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何を学ぶかではなくどう学ぶか

おはようございます。
20年ぶりに会う友人が、家族でヒミツキチ森学園に遊びに来てくれました。本当にありがとう!


今日は「教科」についてお話しします。


よく「教科横断的な学び」というのが言われます。教科間をまたぐと、学習内容も深く学べるし、時間的にも節約できて、より多くのことを学ぶことができます。

詳しくは、こちらの本で。

良書です。


でもなかなかそれって難しいですよね。

きっとそれは「何を学ぶか」で教科が分かれてしまっているからだと思うんですね。教科とは学ぶ内容で、そのように細かく分けたほうが学びやすいとされているからです。

総合的な学習の時間はぶつ切りではなく、教科と教科をまたぎ、総合的に学びを捉えるために生まれた(そう思っているだけですが)のだと思います。今は当初の目的とは変わって実施されていますが。。。


ヒミツキチ森学園での教科は次の通りです。

200321-あお-入学会資料.008


ことば・かずは「身に付ける」時間。

マイプロジェクトは「探究する」時間。

ほんと作家は「読んで書いて学ぶ」時間。

ワールドオリエンテーションは、「本物に触れて世界を知る」時間。

ごかんの時間は、「五感をフル活用して学ぶ」時間。

いちにち先生は、「人から学ぶ」時間。


つまり何を学ぶかではなく、どう学ぶかで時間割が分かれています


これが最近、すごくしっくりくるんですよね。

ワールドオリエンテーションは、1回目の「新型コロナウィルス」を終えて、次のテーマは「葉山探検隊」です。校舎のそとにある、庭や畑、そして葉山の町に出て、いろいろなこととつながっていく授業です。

畑を耕して、サツマイモや大豆を植えます。

昨日の観察は、作家の時間に行いました。観察という書く行為は作家に入るからです。サツマイモの詳しいことは、ワールドオリエンテーションの時間に調べたり、植物としての基礎知識は「ことば・かず」の時間に身に付けるものとして補足的にやったり…


ワールドオリエンテーションの時間を中心に、いろんな教科をまたいでいきます。まるで当たり前のように…。


それが、どう学ぶを教科としている強みかなぁと思っています。

実際やってみて感じること、そんなくくり方もあるよって話でした。

現場からは以上です!今日も良い1日を!


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