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新海誠は映像だけじゃない

こんにちは!
いよいよ夏が近くなってきましたが予定は決まっているでしょうか?
暑くて外に出ていられないって人は、家でじっくり映画も良いかもしれません。
今回は私の好きな新海映画について違った角度から紹介します。

そもそも新海誠って何者?

新海誠(シンカイ マコト) 映画監督。1973年生まれ、長野県出身。2002年、短編作品『ほしのこえ』でデビュー。2004年、初の長編映画『雲のむこう、約束の場所』で『第59回毎日映画コンクール』のアニメーション映画賞を受賞。2007年公開の『秒速5センチメートル』では、『アジアパシフィック映画祭』最優秀アニメ賞、『フューチャーフィルム映画祭』ランチア・プラチナグランプリ受賞など、世界でも高い評価を受ける。2016年8月公開のアニメ映画『君の名は。』が大ヒットし、『第40回 日本アカデミー賞』で最優秀音楽賞、最優秀脚本賞を受賞した。

作り上げられた精巧なストーリー

新海作品は、直接な表現ではなく、表情や背景で匂わせて伝えている部分も多くあり、そこに作品としての深さがあります。そのため、映画だけでは理解できなかった人には、小説版を読むことがおすすめです。一部作品は違う作家によって書かれているものもありますが、ほとんどは新海誠本人が書いています。なので、セリフを放った登場人物の心の中や映画では触れられなかった裏設定などを知ることができ、また違った角度から映画を楽しむことができます。


新海映画を彩る楽曲!

新海監督の映画はその映像の美しさにフォーカスがあたることが多いですが、音楽も素晴らしいことも忘れてはいけません。「君の名は」以降はRADWIMPSが、その前までは天門が楽曲の担当を行っていました。主題歌はもちろん素晴らしいですが、BGMもより映画を美しく彩っています。そして中には、TikTokやリールなどでも使われたりしています。


おすすめ作品

皆さんは、「君の名は」や「天気の子」などは見たことがありその素晴らしさを知っていると思うので、今回はそれ以外でおすすめの作品2つを紹介します。

1つ目は、『秒速5センチメートル』

時間と距離をテーマに描かれた作品。SFやファンタジーの要素はなく、まるで現実の一部を切り取ったような内容となっています。人によっては鬱になってしまう人もいるかもしれませんが、とても素晴らしい作品です。また、短編3部構成になっているので隙間時間に観るのにもおすすめです。特にラストがとてもいいです。

2つ目は『言の葉の庭』

新宿御苑を舞台にした、雨が象徴的な物語であり、3人目の主役とも言われている。この作品は、46分と短く映画内で登場人物の深掘りがあまりされていないため、小説も読むことをお勧めします。小説では、登場人物がそうなるまでの事情が細かく書かれており、作品の良さがより伝わってきます。ラストに流れる秦基博の歌によって心が浄化されます。

終わりに

新海誠の映画は、知れば知るほどその素晴らしさを知ることができます。今回あげなかったそのほかの作品も良作ばかりなので是非見てみてください。
最後まで読んで下さりありがとうございます。

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