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なぜ、鮨職人になりたかったんだろうか



幼稚園のアルバムを開くとそこには
鮨職人になりたいという夢が載っていた。

『どうしてなりたかったんだろう』と思うと
家族で食べたお寿司がほんと美味しくて
幸せの記憶がずっと残っていたから
その時の大将がかっこよかった。

今は食べる側だけど自分が作る側に回って
幸せを届けたいと思ったのは今でも記憶にある。


成長するにつれその頃の気持ちは薄れ
高校3年生、就職を考えた時に
鮨職人と公務員で迷った。

その時、『鮨職人はありえないでしょ』
公務員の方がいいよと周りからは言われた。

僕もそれでいいかなと思い、
試験に合格して晴れて公務員になった。


でもなりたい仕事ではなかったから
公務員をやってるうちに
やっぱり鮨職人やりたかったんだなと
思うようになった。

特に好きでもない仕事で
安定を手に入れるためだけに
続けても楽しくないなと
思ってしまった。

やりたいことやってみよう。

これが辞める原動力となった。

そして、辞める時が大変で

親からはほんとにやめてくれ
安定を、捨てる意味が分からない
今の仕事にいれば不自由はないと言われた

正直、親の気持ちも分かった。

だからこそ、4年以内で結果が出なかったら諦める
だからそれまではやらせてほしいと説得した。

説得には何日もかかった。
しかし、最後は前向きに応援してくれた。

就職して3年9ヶ月たち、
自分の思いが抑えきれなくなり転職を決めた。

次に続く。

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