見出し画像

拠点探し:田舎で物件探索放浪記

こんばんは。移住したAoiです☺
今日は私の仕事兼居住用の物件探しについて書きます。
同じような方の何かの役に立てばうれしいです。


拠点探し

 実は、私起業を予定しています。創業のための計画書や補助金、地域における起業関連の制度を調べ、準備を進めていく中で、仕事場とする拠点の確保は外せない必須条件でした。そしてせっかくなら自分の居住地も同じ場所にできたら最高だなあ~…と、移住当初はぼんやりと考えていました。

移住1年目、日々の暮らしに慣れることが必死な日々…
ぼんやりと物件を探しながらも、自分の理想(?)の条件も高いのか、近所の人からもまだまだ「ヨソモノ」と思われているからなのか、なかなか物件は見つかりません。

空き家はこんなにもたくさんあるのに…!なぜ…!

「そもそも今住んでいる物件に引き続き住めないの?」と思われるかもしれませんが、今の物件は地域の方に無理言って貸してもらった物件でした。

 そして仕事をするにはだいぶ手狭&割と家賃の高めな物件なのです。起業した収入でなんらか暮らそうと思ったら、生活と仕事が一体化した物件、そして少しでも固定費を抑えたかった私は、入居したと遺書から、迷わず今の物件を3年たったら出ることを決めていました。

地道な活動をつづけた2年間

 移住2年目、少し心に余裕が出てきて、物件探しを続ける日々、
ぽつぽつと物件を紹介してもらえるようになりました。

 やっぱり、移住してきたての人って最初は「誰?どこのひと?」と遺憾で、地域の人も受け入れられる人なのか見定めていると思います。

そんな中で紹介してもらった賃貸物件は主に以下の2軒
(ほかにもいくつかあったけれど)

 ①山しょってる大きな家、小さな和室別邸、倉庫、蔵付き!
 はちゃめちゃに大きな家で、2階に6部屋くらいあり、1階にキッチンなどの生活空間、そして商店跡地と和室別邸、倉庫、蔵という豪華な仕様…。

難点が一つ…裏山がほぼ垂直の急傾斜で斜面の中腹に別の家の小屋があり
それがほぼ倒壊寸前。倒壊すると、借りようとしている家に落ちてくる。。そして土砂災害のレッドゾーンエリア。家賃2万円。

 ②井戸付きの小さな一軒家、小さな畑つき!直さず住む住める。
 井戸と作業スペースが付いた小さな一軒家の平屋、小さな畑がついて一人暮らしにはちょうどいい感じ。
 難点がひとつ…前の家主が一人暮らしでご高齢、冬場にお風呂でなくなっていたのをしばらくして近所の人が発見したという…。都会ではこういのを事故物件というけれど、田舎では人が死んでいない家はない!くらいの感じだから、気にするなと言われたけど、やっぱり怖い…。家の雰囲気も何となく怖い…。そして、仕事場兼用にするにはちょっと狭い…。

近所で賃貸可能で出てきたのがこの2軒、売買ならもっとたくさんあったけれど、もともと中心地にもアクセスしやすい自然の中の土地なので、なかなかいい物件がなかったり、出てきても高級だったりした。

「ありそうやけどなぁ」地元の人は口をそろえてそう言った


 3年目に入って、引き続き探しつつ、「こんなに探してもないんだから、もうこの地域を出て探してもいいかもなあ。」と思い始める。
 そして、市内全域に探索範囲を拡大・・・・・

どこに行っても「ありそうやけどなあ」と地元の人には言われる。
「うん。あるよね。空き家自体はたくさんあるよね。」そう思いながら
辛抱強く探していった。

3年目の現在…

 家は見つかっていない・・・あと半年で家と仕事場となる場所を見つけないと、住所も仕事もない人になるよ…。
そう思いながら、結構必死で物件を探している…。焦りすぎても仕方ないので、淡々と、引き続き探し続けていきたい。

余談だけれど、
「家がなかったら、この土地に縁がなかったと思うことにしようかな」と思っていた時期もあった。でも、今やっているこの仕事を、もう一歩進めるか、止めるか、決めるのは私自身だ。

 だから今できることをしようと思った。
きっと素敵な物件に出会えると信じているけれど、
なくてもその段階のベストな選択肢を選ぶ心づもりをしておこうと思う。

物件探しの放浪記はまだまだ続く・・・

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?