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心理学+経済学=行動経済学?

マーケティングはビジネスに物販に、必須不可欠にスキルですよね。
有名な本として

ですよね。

さらに勉強したくて、新たな本を購入した。

今まで心理学というものを触れてこなかった、そのせいかうなづく部分や自分の行動が、心理に支配されているんだなと考えさせられた本でした。

行動経済学はマーケティング

消費者である我々は日々、行動経済学に接している。
なぜこの商品を買ったのか? なぜお得だと感じたのか?
よく考えて行動しよう。

見たことのあるものを買ってしまうのはナゼ?

記憶に残っているものを信用するからです。
例えばテレビCMやWEB広告、電車の吊り広告などを見て、売れていると思い込む傾向があります。

なぜ、確率に振り回されてしまうのか?

例えば「バナナを一ヶ月毎日食べ続けたら、5人のうち4人が体重が⋯⋯
3キロ減!」

少ないサンプルで判断するから
5人ではサンプルが少なすぎて、バナナにダイエット効果があるとは言えません。しかし、4/5という割合のインパクトが強いため、思い込みが生じてしまうのです。

都合の良い情報ばかり集めるから

人には自分の意見に対する反証材料を集めようとせず、提示されたとしても無視する傾向があります。

要するに頑固なジジィにババァというところかな?
父親にもこの傾向が出てきた。
自分に都合の悪いことを言われると、聞こえないフリをしだしてきた。
あきらめたほうがいいのかな?

「正確な評価」ができないワケとは?

「一つの評価=全体評価」と考えてしまうから
人は、目立ちやすい特徴に引きずられて、たの特徴についての正確な評価を怠ってしましがちです。

人気タレントの良い印象がそのまま商品の印象に反映されます。
(ハロー効果)

よくあるハロー効果

  • ルックス

  • 学歴

  • やさしくされた経験

  • 肩書き

  • インフルエンサーのレビュー

損をするのは分かっているのに⋯⋯なぜ?

すでに投入して回収できない。
投資したお金や労力、時間を「もったいない」と考え、損をするとわかっていてもやめられないことを「サンクコスト効果」と呼びます。

自分の経験だと、パチンコがこれに当てはまります。
これ以上に負けを増やしたくなければ、撤退するのも勇気ですね!

表現方法だけで人の行動を変えられる?

経営難に陥った企業の社長が、定例会で写真に現状を報告しています。
「わずかだ」というマイナスの言葉を「ゼロじゃない」とプラスの言葉に言い換えるだけで、暗いニュースも明るい印象でとらえらるのです。

数字だとより効果的になる!
「タウリン1mg」より「タウリン1000mg」のほうが多く感じますよね。

なぜ2択より3択のほうが選びやすい?

「激辛」「普通」「激甘」の三種類のカレーがあったばあい、多くの人が「ふつう」を選びます。
2択だとどちらにするか迷いがちですが、3択になると真ん中が選ばれやすくなるのです。

人間には、極端なものを回避する傾向があるからです。「極端の回避効果」

とある飲食店も、この3択を作り売り上げがアップしたそうです。

人は損と得を合理的に見分けられる?

絶対100万円もらえる。
50%の確率で100万円もらえる。
確率は一緒だけど、誰しも前者の「絶対100万円もらえる」を選びますよね。

負けているとリスクを取りやすくなる

損失が出ている場面では、人はリスクを好みます。
漫画のように一発逆転を、信じている人がいるんだな。

こんなリスク志向的は、持たないほうがいいな。
気をつけよ。

桁を1つ少なく感じさせられる魔法の数字「980」

本当はほぼ2,000円なのに、1980円だと1,000円台という印象が強くなる。

逆にキリの良い数字は、高いという印象を与えます!

消費者をひきつけるセブンイレブンの戦略

安価な商品は割引率よりも価格のほうが安く感じる!
おにぎり「120円に割引」より「全品100円」のほうが安く感じてしまう。

カラクリは「100円」のほうがイメージしやすい!

ネガティブなキャッチコピーが購買意欲をそそる理由

私たちは、ポジティブな情報よりネガティブな情報に注意を向け、記憶にとどめがち。
これは、「損失はできるだけ回避したい」という性質と強く結びついています。
消費者の恐怖心を煽ることで、商品の必要性をアピール!

本当に良い本でした。
人間の行動を心理学も交えての、説明にうなづくしかなかったです。
マーケティングもっと勉強したいです!って気にさせてくれました。


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