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ほんとーうの 留学生来た!生きている まぶしさ✨✨

読者:ピンポン!渡辺美里「夏が来た」のオマージュ!
せいかーい!さすがトロロの熱狂的ファンたち!当初は"生きているまぶしさ"まで文字ってたんだけど、ここまで改変するとムズすぎるなと思って断念。しかし、題名の内容自体に嘘偽りは無い。
タイ人の留学生らしい。さらに驚くことなかれ、日本でいう東大レベルの出身校だそう。東大ですよ奥さん。一応この流れとなったので、お約束をやっておきますが、東洋大でも東京工科大でも東京都立大でもなく……東京大学!そう、旧帝大レベルですよ!あ、そこまでの変換は求めてなかった?(笑)
その話を研究室の先輩から知り、「どんな男の人なんだろうー」と想像していた。それにタイのお土産も研究室の休憩場の机上にある。虫を揚げたもの?とドリアンのキャラメルだってよと先輩の説明を受けても、食べようとは思わなかったが。
留学生なんぞ気にせず、さて研究研究…と気乗りしない中、留学生は不意に姿を現す。サラサラのロングヘア、日本には無いアジア的な文様の上下の服、背も高くスタイルばっちり、それにメントールっぽい香水の香りもほのかに漂う!くっ、ハメられた。そう、先輩たちは誰一人「男」とは言っていなかったではないか。虫を揚げた軽食タイプのお土産を持ってくるタイ人➡︎男でしょ大体wwと勝手な先入観を持っていた自分を恥じた。と同時に近くにいた同級生も「私も男だと思ってた」と勘違いしていたらしいので、似た感性の人が全くいなかった訳では無いようだ。ちょっとほっとした。
彼女は日本語がペラペラ喋れるわけではなく、むしろ英語しか通じないそうだ。だから院生の先輩方が簡単な英語でサポートしている。凄いなぁ。僕も混ざりたいなぁ。英語が苦手な僕はさりげなくかまちょアピールの視線を何度も向けてみるが、院生とばかり話しているため私のことを全く見てくれない。負のオーラを放っているのがバレているのか?こういう時に陰キャ臭を消してくれるファブリーズなるものを手に入れたいと強く思った。

実は僕、外国人に日本の素晴らしい文化を伝えたいなと常日頃考えている。日本の文化を広く発信したいのだ。トロロが伝えたいことって何かって?じゃあ何だと思いますか?けん玉?漫画やアニメ?工芸品?どれも勿論素晴らしいけれども、僕の答えは違う。正解は、"お笑い。日本のお笑いは非常に価値の高い文化ではないかと思うのだ。まず"芸人"の言葉の起源を辿ると江戸時代にまで遡るぐらい造詣の深い文化で、それが現在に至るまで多くの進化を遂げている。それに、お笑いならではの専門用語もある。ボケ、ツッコミ、漫才、コント。もっと深い話をすれば、天丼、かぶせ、すかし、漫才コント(よく間違われやすいですが、漫才とコントではなく、"漫才コント"という用語もあります(テレビで観ると芸人の間ではそう話してるのを過去何度も聞いた。ネットにはお笑い用語としてまだ載っていないっぽい)。漫才にコントの要素を混ぜたスタイルのことを言う。例えばコンビニのネタなら、「俺が店員やるから、お前客やって」のような一言をきっかけに、仮想or架空のシチュエーションを設定し、コントのように展開。違和感がある部分で「いやそれはちゃうやろ」と漫才のようにツッコむ。ただ近年漫才は様々な方向に枝が伸びているので、あくまでも基本の型の説明)……たかがお笑いかと思う人もいるかもしれぬが、深く観ていると興味深いことが意外とある。身体を張って笑わせるネタは外国人にも伝わりやすいだけでなく、日本語を学べば学ぶほど漫才師の巧みな話術にも心奪われるはずだ。しかもお笑いのコンテンツも今やラジオ、ポッドキャスト、音楽サブスクでの歌ネタ、オンラインライブ配信、SNSなど数秒から数時間以上を超えるものまで触れられるのも魅力。お笑いってすごい!

この文化をタイ人の留学生に教えたいが、これよりもっと簡易的な手段で日本の魅力を伝える手段はないか、学校の帰り道ずっと考えていた。そして気づいた。あーそうだ、この方法があったではないか。僕らしくて、タイ人の留学生にも伝わりやすい手段が。この話を最後の締めくくりとしよう。俺が今から日本の魅力伝えるから、読者はタイ人留学生ね。見とき。

「ハロー!ジャパンの魅力をひとつ説明したいと思います。日本の有名な音楽を知るのに、使う英単語が3つあります。僕がひとつずつ言うので、繰り返してください。まずbe。次にmy。最後にBaby。これらをひと続きにして繰り返し言ってください。(be my baby×n回)愛しているのさ 狂おしいほど🎶」

タイ人留学生&読者:いやCOMPLEX歌うな!

※言い忘れてましたが、トロロに熱狂的ファンはいません。しかしいつでもファン大歓迎!ここのコメント欄もしくは私のTwitterにてお待ちしております!

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