【ライターの仕事日記】2023年5月8日(月)〜5月12日(金)

5月8日月曜日
久しぶりの仕事は楽しい。やっぱり私は「仕事をする人」なんだなと思う。
今日は、マグロは超低温冷凍で保存することを知った。
インタビュー序盤から本題の質問を繰り出すと「固いですね」と言われ、いきなりすぎたなとちょっと焦る。自然な流れで質問を言える技術も身につけたい。

5月9日火曜日
インタビューの相槌の言い方で、「左様でございますか」を契約先企業から推奨されるときがある。でも「左様でございますか」って、いまひとつ語呂が落ち着かない。「左様でございますか」と言っている最中、心の中で長いなと思ってしまう。「そうですか」の方がすっきりしていて好きだ。まぁ、相手や状況にもよるんだけど。

5月10日水曜日
ほぼ日刊イトイ新聞の特集ページで、雑誌『SWITCH』編集長の新井敏記さんをインタビューした記事を読んだ。

インタビュー相手と数日間旅行して一緒に過ごすこともあると書いてあり、「いいなぁ、うらやましいなぁ」と思った。私の仕事は1つのインタビューにつき、10〜30分と非常に時間が限られていて、端的に話を聞く必要に迫られるから。

「言葉の核」を探す、そこへたどりつくことが、インタビュアーのいちばんの仕事ですよ。

特集、編集とは何か。13『SWITCH』編集長  新井敏記さん | 新井敏記| ほぼ日刊イトイ新聞

この言葉に「やっぱりそうだよなぁ」と思った。時間が限られているインタビューでも、”「言葉の核」を探す”ために力を振り絞らねばならない。
それに人間が人間をインタビューするということの真髄は、”「言葉の核」を探す”ことにあると思う。これはAIにはまだできないこと。
こういう業界の第一線で活躍している方の話を読むと、元気をもらえる。

5月11日木曜日
今日はライティングの研修を受けた。改めて、リード文やキャッチコピーは読者を本文に引き込むためのキモなんだなと認識した。
くたくたに疲れているときなんかは、「もうこれで勘弁してくれよ」とラクな表現に流れてしまいそうになる。でもそこをグッとこらえて、もうひと踏ん張りして山を超えていくのが我々の仕事なんだよね。

5月12日金曜日
ネットワークの不調により資料にアクセスできず、ほとんど作業進まず。こうしたとき、デジタルのデメリットを感じる。

この記事が参加している募集

#ライターの仕事

7,564件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?