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初めての日本食

Hallo!

週末、義父夫婦と日本食を食べに行ってきた。
今日はその時の話を書こうと思う。

まず第一に、義父夫婦は日本食を食べたことがない。
そんな義父夫婦にとっての初めての日本食なので、お店選びから悩んだ。
とにかくこの街には、日本人以外が経営する日本食レストランが多すぎる。
初めての日本食を、日本人ではないアジア人によって経営されているレストランで食べるって、どうなんだろう?と悩んだけれど、でも、メニューと写真を見る限りそれほど日本食から外れてはいなさそうだったので、とりあえずIzakayaを名乗るお店を予約してみた。

ホームページに結構詳しいメニューが掲載されていたので、義父夫婦は実際に行く前からどんなものを食べられるのか調べることができた。
二人が気になったのは、キムチとカレー。
まさかの日本食じゃないところに興味を持たれた(笑)
キムチはどんなものかと聞かれ、なんて説明したらよいのかわからなかったので、「ザウアークラウトのようなもの」と言っておいた(汗)。発酵食品という意味では同じようなものだよね。

訪問したIzakayaは、お店が小さいということと土曜日の夜ということもあり、予約していないと入れないくらい混雑していてびっくり。
そして、分かってはいたけれど、店員さんは思いっきりベトナム人。
そうだよね、なんて思いつつ、とにかく居酒屋メニュー的なものを注文。
枝豆、からあげ、餃子、焼き鳥、カキフライを注文してみたのだけど、カキフライはなんと、義父夫婦のチョイス。
え、なんで?と思っていたら、どうやら同じ名前の別のものと勘違いしていたらしい。
12月のベルギー旅行でお腹を壊して以来、貝類は避けたかったのだけど、断ることができず、その後ずっと不安を抱えていたのは今だから言える話。

ちなみにこの5つの中で、餃子と焼き鳥は私が思っていたものとちょっと違っていたけれど(餃子は水餃子だった)、どれも美味しかったし、義父夫婦も美味しそうに食べてくれた。

メインメニューは、義父と夫はカレーうどん、義父の奥さんはビビンバ、私は親子丼を選択。
カレーうどんは、スープがカレーうどん用ではなく、日本のカレーそのものにうどんを投入しましたという感じだったけれど、美味しそうだった。
ビビンバは、お上品に食べる義父の奥さんに、これはぐちゃぐちゃに混ぜて食べるものとは言えなかった…
ちなみにここで義父夫婦は初めてのキムチを食したのだけど、まさかの水キムチだったため、ザウアークラウトのようなものという私の説明がまさかのうまいこと機能してしまった(笑)。
親子丼も、ドイツ生活4年を経た私には十分おいしかったけれど、グルメな人にはどうなのかな。


というわけで、ベトナム人のお店の日本食、私は悪くなかったと思う。
行く前は、どうして海外には日本人以外が経営する日本食レストランが多いのかという不満を書くつもりでいたのに、店員さんはとても感じがよかったし、メニューも全部写真付きで分かりやすいし、多少違うものはあれどそこは許せる範囲だったので、かなり満足できた。
全部が全部そういうわけではないけれど、本物の日本人が経営したり料理するお店より安く食べることができるので、使い勝手はよいかもしれない。
とはいえ、日本の居酒屋チェーンが進出してくれたらうれしいなぁ、なんて思わないでもない。


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