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アメリカンドリームならぬドイツドリーム

Hallo!

今日は先日訪れた友人の家で思ったことを書きたいと思う。
そう、アメリカンドリームならぬドイツドリームを叶えたのは、私ではなく、友人の話。
私はただの、たまたまこの街に住むドイツ人と結婚したことで引っ越してきただけの庶民。

私自身子どもの頃から海外で暮らすことに憧れてはいたけれど、それは国際結婚して海外暮らしをするイメージだった。
なんて他力本願な、と20代の終わりにようやく気付いたので、その後は家族だったり個人で海外移住の夢をつかみ取る人たちをかっこいいなぁと思い続けているのだけど、結果的に地元の人と結婚して移住することになってしまった。
以前も書いたような気がするのだけど、私のような海外移住の方法はカッコ悪いと思っている。
これについてはいろいろな考え方があるとは思うけれど、もしかしたら将来海外で暮らしてみたいと思うかもしれない姪っ子(未就学児。ちなみにもっと大きい甥っ子は海外には興味がなさそう)には、自分の力で世界を渡り歩ける力を身につけてほしいな、なんて思っているし、そのためにこっそり働きかけたいなんて思っている。


さてそろそろ本題に。
先日訪れた友人の家は、市内中心部にある新築マンションの1室だった。
わー、世界が違いすぎる、とまず思った。
ちなみに我が家は、郊外にある築50年くらいの古い団地。
我が家の周りはだいたいそんな感じなので、それが当たり前だと思っていたのだけど、どうやらそんなことはなかったらしい。
考えてみると、義母の家も外見は古いけれど、中はきれいにリノベーションされているし、義姉の家は新築なのでとってもきれい。
とはいえどちらも郊外&別の州ということで、やっぱり市内中心部で新築マンションに住んでいるというのは衝撃だった。
しかもこの友人、私より10歳くらい若い。それなのにすでに10歳になる息子もいる。
つまり、20代半ばにして夫婦+子どもを連れてドイツに移住し、夫婦そろってしっかり稼いで、市内中心部に新築マンション手に入れたということだ(賃貸だけど)。
アメリカンドリームならぬドイツドリームだな、と思った。

とはいえ、40年間庶民としての生活を謳歌してきた私には、中心部の広い新築マンションで過ごす時間は少し落ち着かなかったのだけど、せめて郊外にもうちょっと素敵な住処を持ちたいな、なんて思った。
今後再びドイツに帰ってくることになったら、私がもっと稼いで、ドイツドリームと言わないまでも、もう少し住みやすい家にしたいなぁ。主にバスルームを。海外のバスルーム、好きじゃないので。
そして猫を飼う。

とはいえ、私と夫はひとまずドイツを去る。夫のジャパンドリームを叶えるために。(ジャパンドリームというほど大それたものではないけど)
正直日本が夫のジャパンドリームを満足させるくらい良いとは思えないのだけど、居心地の良い家には住みたい。









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