複数の膠原病発症の可能性
1.これまでの気持ち
この十年の間にも、様々な体の異常がありました。大きなものでは、発症から三年目に、視覚異常(左右の視野交錯)が一年間にわたってありました。また3年前には(直接の因果関係は明らかではありませんが)心筋梗塞になりました。
発症して以来ずっと、私は症状再燃の不安を感じていたのだと思います。その上で私の場合には、今後も複数の膠原病の発症の可能性があることを、何となくは知っていましたが、あえて考えないようにしてきました。今の病気に対処するのに精一杯なのに、さらに新たな何かを背負うのは、とても耐えられるとは思えなかったのです。
けれども、ずっと何となく不安を抱えているのも辛いものです。症状が落ち着いている今、現実を正面から見据えて、変化に早く気づけるようにしたいと、やっと思えるようになったのだと思います。
私が、注意深く自分の体をモニターし続けなければいけない理由の一つには、更なる病気の発症の可能性があります。
2.なぜ膠原病は複数発症になることが多いのか
この点について、膠原病をわかりやすく解説した本を何冊か読んでみました。
3.膠原病の特徴
また、膠原病の他の病気と違う特徴があります。
一般的に、膠原病は3つの側面でその特徴が説明されています。
4.膠原病の原因
膠原病が、その特徴から、複数の器官、組織に発症する可能性が高いことが少しわかりました。
だからこそ、常に自分の体をモニターし続けて、体の痛みや違和感に早く気づく必要があるのだと思います。
(②へつづく)
次回の投稿は8/11です。
文・写真:Ⓒ2020 青海 陽