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初のプライベート・インタビュー  (その②)

こんにちは。

梅雨も明け、暑い夏がやってきましたね。短い夏を楽しみましょう。

それでは、今日はプライベート・インタビューの第2弾をご紹介します。

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Bさんプロフィール

会社員。英語が得意。また「和」に関するもの(錦鯉、金つぎ*、古民家、おにぎりを海外で広める、など)に興味を持っています。


*金継ぎ(きんつぎ)とは、割れや欠け、ヒビなどの陶磁器の破損部分を漆によって接着し、金などの金属粉で装飾して仕上げる修復技法である。金繕い(きんつくろい)とも言う。(Wikipediaより)

Bさんは、好きなものが「点」としてまとまりがないもののように感じていて、「一本の線」にして実現したいという夢を持っていました。


インタビュー前の気持ち

「(亡き)父のふるさとで、養鯉場を営む農家民宿に宿泊したことがきっかけで、おいしいお米と外国人に人気のある錦鯉に興味をもった。高齢化が進むその土地で何か出来ないかと思ってる。いろいろと行動に移してる部分もあるけど、それが今、点みたいにバラバラとなってる。それを一本の線に繋げたらな、と思ってる。」

やりたいことと「思い」

Ao「もともと英語が好きなB(さん)が、なんで「和」に興味を持ったんだったかな?」


Bさん「和に関するもの、つまり錦鯉とか、金つぎ、おにぎり、古民家とかのことね。好きになったのは、父が亡くなってから。父の影響を受けてるんだな、と思うわ。私ね、本当に父のことが大好きだったんだな、って思うの。」


Ao「そう。お父さんが好きだった和の文化というか、そういうものに惹かれるのね。」


Bさん「亡くなった父は新潟のとある町の出身。お墓があるその町にお墓参り行って、農家民宿泊まったことで、そこに住みたいと思ったの。それから和の文化のこと、色々やってみたいな、と思うようになったの。」


Ao「素敵ね。亡くなったお父さんが好きだったものを自分も愛するって。古民家は、やっぱりお父さんのふるさとでやりたいんだね。お父さんのふるさとってどんな所?幼いころから行ってたの?」


Bさん「幼いころからお墓参りのために、その町に数回行っていたわ。幼い頃、父のふるさとで花火大会を見たことが印象に残ってる。のんびりした田舎の雰囲気が好きかな。そう思うと、私は都会暮らしより田舎暮らしのほうが向いてる気がする。現実から逃れるような感じが。でも現実問題、田舎の近所付き合いとか難しいから無理かな、とも思うんだけどね。」

何をしていきたいか

Ao「その町で具体的に何をしていきたいの?」


Bさん「まず、父のふるさとの町に住むこと。そして、そこで古民家で何かをしたいの。あとは、好きなこと(錦鯉、おにぎり、金つぎ)もしたい。こんな感じでね、いろいろやりたいことが自分の中に点在してるのよね。」


Ao「『一本の線になる』ってことは、どういうことになるんだろ?」


Bさん「古民家で錦鯉飼って、お客さんにおにぎり出して・・・かな」


Ao「ちゃんと一本になってるじゃない!(笑)。どれか一つに決めなくても全部一つの線で繋がるよね、それ(笑)」


Bさん「そうか(笑)。確かにね、全部ひとまとめに出来るかも。」


Ao「それに、これまで既に行動したこともあるんだよね?」


Bさん「うん。例えばね、養鯉場に行って、鯉を使ったビジネスをしたいんですって話を聞きに行ったりね。あとは、アメリカに留学してた時に、アメリカ人におにぎり作ってあげたらとても好評だったから、おにぎりをビジネスにしたいと思って、アメリカでおにぎり店を開業した日本人オーナーに話を聞きに行ったり。」


Ao「すごい行動力!簡単そうに言ってるけど、なかなか出来ることじゃないよ。最初の一歩って、勇気要るもの。それを1回だけじゃなくて何回かしてるなんて。もう夢を実現したい気持ちが溢れちゃってるんじゃない(笑)」


Bさん「そう言ってもらえると嬉しいわ(笑)」


次の一歩が踏み出せない理由

Ao「お父さんのふるさとの古民家で、錦鯉飼って、美味しいお米でおにぎり作って、金つぎの作品を飾ったり使ったりして・・・全部盛り込んだ夢って出来てるよね?いつ頃からやりたいとか、決めてるの?」


Bさん「いつって・・・そうよね、このままの生活ではいやだな、と思ってるけど、なかなか具体的にいつとは決めてなくて。
(事業を始める)お金のこととか、いろいろ考えないといけないことがあると嫌になってしまうのよね。私って、言われたことはやるけど、自分で話をどんどん進めてとかが欠けていると思ってるのよね。一緒にやってくれる人がいれば、すぐにでもやると思うんだけどね。」


Ao「全部ひとりでやろうとするから面倒になったり、怖くなったりするのだとしたら・・・それが理由で動けないなんて勿体ないなぁ。今はね、コーチングってサービスもあるよ。そういうサービスを利用すれば伴走してくれて、目標達成に力を貸してくれたりするよ。」


Bさん「私みたいにモヤモヤしてる感じでもコーチングって、話を聞いてもらえるのかな。」


Ao「そのまま伝えたらいいんじゃないかな。モヤモヤしてるってことを伝えるの。」


Bさん「心理カウンセリングとコーチングって違うものなのかな。」

Ao「まずは自分を知るとか、心の整理をしたい人は心理カウンセリング、やりたいことの目標設定するのがコーチング、最終的には創業支援窓口って感じかな。これは私の持ってるイメージだけどね。」


今すぐできること

Ao「そうやって、引っ張ってくれる人も必要だけど、自分一人でもすぐに出来ることって無いかな?」


Bさん「どうだろう・・・。」


Ao「例えば・・・もう古民家で具体的に何が必要とか、何がしたいとか考えた?そうだなぁ・・・古民家は宿泊出来るのか、カフェなのか。あと、どんなメニューとか、どんな器でお料理をサーブするとか。」


Bさん「そうよね、全然考えられてないわ。考えないといけないこと、いっぱいあるよね。」


Ao「でも、考えないといけないことってなると苦しくなるんでしょう?

そしたら・・・自分の好みのお皿ってどんな感じかな、ってネットとかで探して、まずは自分が好きなものに囲まれることを目指してみるとか。」


Bさん「本当にそうね。色々好きなものがあるのに、私の身の回りに好きなものを置いてなかったわ!すぐ出来るよね、それなら。」


Ao「あとは、B(さん)が『私はこういうものが好きなんです』って、どうやって世の中の人に知ってもらうか、かな。」


Bさん「私ね、インターネットには慎重だから・・・でも手軽よね。そういう時代だから、考えないといけないのかもしれないよね。」


Ao「インターネットに慎重だとしたら、似た好みを持つ人たちが集まる場所を探したり、やり方を考えたらいいんじゃない?」


Bさん「そうね、発信することを考えないとね。」

Ao  「どんな方法で発信するかをこれから考えてみないとね。そうすると、夢が具体化していくかもね。」

(終)

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・プライベート・インタビュー後の感想(Bさん)

自分の気持ちを確認できた感じ。あと、自分のしたいことを人に話すことって楽しいと思ったわ。けど、このインタビューが終わって時間が経つと、このワクワク感が消えてしまうのかも・・・とも感じてる。」

*ちなみに、Bさんは今回のPiの数日後、憧れの土地への移住に関するイベントにオンライン参加することを決め、さらなる一歩を踏み出したと連絡がありました!

・インタビュー後の感想(Ao)

Bさんは、自分の夢を吐き出すことを体験して「とても楽しかった」と言ってくれました。

夢を実現したいけど躊躇している部分も含めて。その躊躇している気持ちを感じることも含めてPI(プライベート・インタビュー)は意味があることじゃないか、と私は感じました。
そして、今回、Bさんのようにすでに具体的な行動を複数回していること、そして自分一人では不安であることから、コーチングの話をしてみましたが…これはインタビューの範囲から脱線していますね。(反省)。
夢を形にするのに、1人では不安な方、是非コーチングについて調べて見てくださいね。

また、以下の情報をお待ちしています。

・古民家での宿泊・飲食の経営に詳しい方

・Bさんと和の文化をシェアしたい方

いらっしゃいましたら、Aoまでご連絡いただければ幸いです。

よろしくお願いします。


プライベート・インタビュアー 
Ao(あお)



お気持ちをありがたく受け取り、人の魅力を発信するための行動に使わせて頂きます。