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下半身の歪みを改善する方法【アナトミカルポジション】Vol.2
前回の記事【序章】では "パフォーマンスピラミッド" について解説しました。今回はその土台となる「アナトミカルポジション」について、その中でも最重要になる "下半身の歪み" についてお話しします。
誰にでも体の歪みは存在しますが、体の歪みが大きくなるほど、どこかの部位にストレスが集中し、スムーズな動作が失われ、痛みや怪我のリスクも増大します。
更には、スキーという競技の特性を考えると、体の左右差は限りなくゼロに近付けた方がプラスに働きます。
一般的にスキーヤーが、コンディションを整える為に、ストレッチやLSD(低強度の有酸素運動)を行う人は多いですが、これだけ体作りの情報がアップデートされているにも関わらず、環境が悪いのか?情報感度が低いのか? "体の歪み" に対して、日々アプローチをしている人はまだまだ少ない様に思えます。
実は、体の歪みは、正しくアプローチすれば、ものの数分で整える事も可能なのです。
体の歪みのメカニズムは "解剖学" をある程度勉強し、仕組みを知っていれば、誰にでも簡単に整える事ができます。
今回は "脚の歪み" をチェックし、どの筋肉にアプローチすれば改善するのかを説明します。
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体を歪ませているのはなに?
前回の記事でもお話ししましたが、 "体が歪んだ状態" というのは「アナトミカルポジションから外れた状態」を指します。わかりやすく言うと、「"理想のポジション" から、前後左右に骨のポジションがズレている状態」です。
※『アナトミカルポジション』= 解剖学的に理想的な姿勢
では、なにが骨をズラしているのか?
その答えは「筋肉」です。
筋肉は骨に着いている為、縮んで固まれば、骨を引っ張り骨格を歪ませます。逆に、この縮んだ筋肉を緩める事ができれば、骨は正しいポジションに戻ります。
巷では、体の歪みを調整する為に、骨を引っ張り「ボキ!ボキ!」と鳴らす様なカイロプラクティックもありますが、この「スラスト法」の呼ばれる手法は、厚生労働省によって禁止されていて、死亡事故も起きている危険な手法です。
それでは、まず「今どの様な脚の歪みがあるのか」現状をチェックしていきましょう。
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