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あれもこれもそれもしたいけど、それじゃ人生と脳を最適化できない【心理学】

いきなり深い話ですが、時間の使い方って重要ですよね。

人生の時間は有限で、いつか死ぬので、それまでにやることをやって、ちょっとでも健康に生きられることを選ぶのがいいのかなと思うんですけど、

健康じゃなくて、成果を出すためにはガチ凸で頑張って、その結果成果を出す、でも健康とかその他のものはいらない、みたいな価値で時間の使い方とかも色々あるのかなと思ったりします。

時間の使い方を配分することもそうなんですけど、脳のカロリーの使い方の配分も大事ですよねって話をする動画を見ていて、ほうほうと思いました。

時間の使い方とほぼ同義なんですけど、脳の使い方は、考えたり、指令出したり、動いたりすると、基本的に脳が全て指令を出してくれている活動です。

時間の使い方の配分だと、結局、この時に何やって、この時に何やって、こういうの目指してみたいな感じになるので、比較的決めやすいんですけど、脳の使い方の配分って、結構難しいなと思っています。

大学院生時代に、ホーリーっていう私の先輩から言われたことなんですけど、心理学やってると、臨床もするし、カウンセリングとか検査もするんですよね。

プラス教育者になる場合は、教育もするし、人間関係のマネジメントとかもする必要があるし、ゼミとかも、そういうのもありますし、そして、大学教員になると事務仕事もするし、みたいな感じじゃないですか。

わたしだったら、この情報発信もするし、みたいに結構それぞれ使っている分野が違うなっていう風に思ってて、それぞれやっぱりその消費してるカロリーが全然違うなっていうのがあるわけですよね。

1日に使える脳の消費カロリー量っていうのが決まっているわけですよね。

その中でも自分が得意としていることであれば、もしかするとその消費カロリーが脳の消費カロリーが少なく済むかもしれないんですけど、得意じゃないことをやると、やっぱりその脳の消費カロリーも増えるわけですよね。

だから、事務作業が得意じゃないのに事務作業すると、脳の消費が増えるし、だからその分他の方に使える配分っていうのが減ってしまうわけですよね。

得意不得意ってのもあるんですけど、違う活動に切り替えてやるみたいな感じのところも結構エネルギー使ってるなと思います。

私はずっと同じことしてると飽きてしまうので、逆にその飽きてしまうと消費カロリーが増えて、それで使える最大限の能力発揮するのに使うカロリーが増えてしまうので、その結果時間がかかってしまうみたいなことってのはあるんですよね。

私の場合は、それこそ細切れの仕事をいくつか入れて、それを順々に色々やっていくみたいな感じでやる方がいいんですけど、そのスイッチの切り替えがあんまり得意じゃない人って、おそらく同じことずっとしてもらってた方がいいんだろうなと思うんですよね。

だから、この仕事もやって、この仕事もやって、この仕事もやってって、やるたびに、それこそ私の場合だと、カウンセリングした後に学生さんに授業しに行って、その後に事務処理でお金の計算するみたいなことって、結構その切り替えるのにエネルギー使うじゃないですか。

なので、そうしていると、結果的に人生の全体的な時間消費の効率があんまり良くなくなるんだなっていうのが、その理論的に理解できました(エビデンスは不明)。

やっぱ自分の生活とか人生を鑑みても、やっぱりカウンセリングもして、研究もしてとかっていう風にするよりも、例えば研究者なら、研究者って枠組の中で、こういう研究もして、ああいう研究もしてっていう方が、その脳のカロリーの消費効率はいいでしょうし、

できれば事務さんとかに事務仕事とか全部任せられるんであれば、自分はその研究の方に専念してみたいなことができるんだろうなって思うんです。

しかし、そううまくいかないっていうのが現代の仕事の仕方ではあるんですけどね。

自分は、人生でやることを絞れるみたいなところがあるんであれば、1つ2つとかに絞って何か取り組んでみるっていうのも、本当にやりたいことを達成するための脳のエネルギー消費の方法としては、いいんじゃないかなと思ったりします。

これが、時間の使い方、時間が有限であるっていう性質を考えると、自分の特性、脳機能的な理解をちゃんとして、何をしていったらいいのかっていうのを考えた方が効率よく脳と時間を使って生きていけるっていうことなのかなと思いますね。

これが時間が無限にあって、いくらでも何してもいいみたいな話だったら、そんなに考えなくていいんだと思いますけど、やっぱり人間が、生命が、時間が有限であるってところがこういうところに結びつくんだなと思います。

ということを考える日常でした。それでは素敵な日曜日を!

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