見出し画像

うつにならないためにしたほうがいいこと【心理学】

福島県の医学部で学生教育をしながら、心理カウンセラーをしたり、研究をしたり、YouTubeの運営をしたりしてるあおきしゅんたろうです。

うつにならないために日常的に取り組めることはたくさんあります。しかし、こういった取り組みは個人差が大きいので、どういったことに取り組むのがいいのかは人によって異なります。

ですので、具体的にこれ!(たとえば、散歩、アート鑑賞、ストレッチなど)というものではなく、「こっちの方向性で!」というものを知っておいて、じぶんでどういう取り組みがいいのかを考えていくことが有用です。

以下にうつにならないために日常的に取り組むのが良い方向性を考えてみました。

目標に向けて取り組む まず、目標を考えてみましょう。そして、目標に向けて取り組むことで達成感が得られ、うつに伴うポジティブ感情の低下への対処に役立ちます。

目標を立てるときに、過度に高い目標は失敗や失望の感情につながる可能性があり、どちらもうつ病の一因となる可能性がありますのでご注意を。

新しいことを学ぶ 生涯学習に取り組むと、脳が刺激され、達成感が得られ、うつ病のリスクが軽減されることがあります。

学ぶというのは学生時代の勉強だけではなく、じぶんがしてみたいことや取り組みたいことについてでも大丈夫です。

先延ばしを避ける タスクを遅らせるとストレスが蓄積し、うつを引き起こす可能性があります。

時間管理のスキルと習慣を身につけたり、めんどくさいことはさっさとやってしまうこと、そしてやりたくないことをしなくてもいいような環境作りなども有益かもしれません。

感情コントロール ストレスによって生じる可能性のあるネガティブ感情を軽減しようとする取り組みはたくさんあります。

例としては、相談したり、ストレスマネジメントをしたり、マインドフルネス、リラクセーション、考えを色々出してみることなどが挙げられます。

わたしがこれまで研究してきた行動活性化という心理療法では、こういったテクニックが様々含まれています。

こちらのマガジンでは、順を追って行動活性化を実践できるようになっていますので、もしよろしければご活用いただければうれしいです。

それでは最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!

もし記事に共感していただけたら「スキ」ボタンを押してくれたらうれしいです。サポートしていただけたらもっと嬉しいです、サポートいただいたお金は全額メンタルヘルスや心理学の普及や情報発信のための予算として使用させていただきます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

筆者 あおきしゅんたろうは福島県立医科大学で大学教員をしています。大学では医療コミュニケーションについての医学教育を担当しており、臨床心理士・公認心理師として認知行動療法を専門に活動しています。この記事は、所属機関を代表する意見ではなく、あくまで僕自身の考えや研究エビデンスを基に書いています。

そのほかのあおきの発する情報はこちらから、興味がある方はぜひご覧くださいませ。

Twitter @airibugfri note以外のあおき発信情報について更新してます。
Instagram @aokishuntaro あおきのメンタルヘルスの保ち方を紹介します(福島暮らしをたまーに紹介してます)。
YouTube あおきのぼやきと見た景色を載せてます https://www.youtube.com/channel/UCIjPXbecsTqIfznCwhKGBgQ

ばっちこい心理学 心理学おたくの岩野、とあおきがみなさんにわかりやすく心理学とメンタルヘルスについてのお話をお伝えします。

YouTube

TikTok
https://www.tiktok.com/@bacchikoishinrigaku


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?