心理士のストレス対処術
「これは、やばいなあ」というとき、自分を守るバリアについて話します。
いちおう心理士なので根拠がないことは言ってませんが、あくまで個人の経験として話しています。
効果的かどうかは人それぞれ違うのでその点はご了承ください。
「やばい」と感じる瞬間や出来事は人それぞれです。私の場合、人から怒られることと締め切りが迫っているときのプレッシャーが2台巨頭です。
そして、そういったことが複数重なると、メンタル的にも辛くなりますね。
そんな時、どうやって自分を守るか?
一度距離を置く
私は一旦状況から離れ、客観的に状況を見るようにしています。
過去にも大変な事態に遭遇したことが何度かありました。そうした時、私は物理的にその場所から離れていました。例えば、雷が落ちた後(比喩です)、誰かと一緒に出かけたり、札幌に住んでいた時は小樽へ行ったりと、本当に物理的にその場を離れることが多かったです。
すぐに問題が解決するわけではありませんが、一旦距離を置くことで、物理的、精神的なダメージから回復する時間が得られます。
環境を変える
今でも、職場や自宅で煮詰まった時は、外に出ることが多いです。発想が出にくくなったなあと感じた時、一旦場を変えることでリフレッシュを図ります。
物理的に外に出ることが難しい場合、家の中をうろうろしたり、違うことをして気分転換することも考えます。
締め切りが迫っているとき、ずっと同じ場所にいると焦りが増すので、私はまずそこから離れます。
例えば、新幹線に乗って福島から仙台まで移動し、仙台のサウナに入りながら、制限時間内で仕事を終わらせることもあります。
強制的に終わらせる
資料作成など、物事を完璧に仕上げないと気が済まないという性格なので、そういった思考に対処するように適当にふるまうようにこころがけています。
しかし本当はきちんとしたものを作りたい性格なので、締め切りが迫ってくると、さらに細部までこだわりたくなるんです。
なので強制終了です。例えば、サウナに行きたくなると、ある一定の時間で仕事を終わらようというスイッチが入ります。
このような自分ルールで、完璧主義の気持ちをコントロールして、締め切りまでに完璧に仕上げられなかったとしても、サウナが気持ちいいとか、ぐっすり眠れたとか、強い達成感や満足感を得られる何かを設定し、効率的にタスクを終わらせることができるようにしています。
アウトプットする
私は、叱られたり批判されたりするような経験をした時、誰かに話す、またはブログに書き出すというアウトプットをよく行います。
何か悔しいことや不快なことを口に出せない時、その感情を抱え込んでしまうと、自分がさらに不快に感じることが多いんです。
確かに、その感情を人に話すのは恥ずかしくて言いにくい場面もありますが、私は積極的に感じていることを伝えることが多いです。
リフレッシュする
これは言うまでもないですが、日常のストレスや悩みから逃れるための方法として、一人でお散歩に出かけたり、美味しいものを食べたり、良い入浴剤でリラックスする時間を持ったりします。
このような自分自身のリフレッシュ方法、または自分を守るためのバリアーは、ひとそれぞれ異なりますので、自分に合った方法があるといいですよね。
詰め過ぎない
仕事の面で考えると、私の最大のバリアーは、仕事を詰め込みすぎないことです。
もちろん、断るのは難しい時もあり、なかなか上手くいかない時もあるのですが、自分の限界を超えて取り組むと、プレッシャーが大変なことになります。
断っても怒られないですし、不快な思いをさせてまでお願いをするほうがもっと板なはずなので、依頼相手には、自分のできる範囲を明確に示して、その範囲内で最善を尽くすことが大切だなあと感じています。
そんな感じかな?なにかメンタルケアの参考になれば幸いです。
それでは、最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?