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朝に食べる寿司と思い出【研究者日記】
福島県の医学部で学生教育をしながら、心理カウンセラーをしたり、研究をしたり、YouTubeの運営をしたりしてるあおきしゅんたろうです。
先日山下達郎さんのライブに初めて行くことができて、めちゃくちゃ感動しました。
いつか見たいなぁと思っていて遂に実現。ミュージシャンの方々がどんどんお年を召されていって、いつまで見れるんだろうかなあというのが頭によぎるようになってきています。
コロナ禍も落ち着いてきて、いや今行くしかないだろみたいな感じでした。
山下達郎さんは本当に昔から大好きで、今はシティーポップが流行ってますけども、シティーポップのさきがけですよね。
何とも言えないノスタルジーを感じさせるようなメロディーや歌詞が本当に好きで、今もシティーポップ好きなんですけど、中学高校ぐらいの時から本当に好きでした。
いまだに記憶というのに残っていて、そういう何か昔聴いた曲とか、記憶に残っているものです。
そういう懐かしさを求めて音楽聴いたりとか、漫画を読んだりとか、そうやって過去の記憶を思い出してポジティブな気持ちになります。
そうやって意図的に思い出すということもあれば、ふわっと突然に思い出すこともあります。
前日の夜に、お寿司をちょっと残して冷蔵庫にいれてあったので、次の日の朝に食べたんですよね。
そしたらなんだか懐かしい感覚になって、これは何だったというのを思い返していました。
小学生中学生の頃、子どもの頃にイベントごととか誕生日とかがあると、お寿司の出前をとってもらえていました。
そのお寿司もそこそこ量もあるし、そんなには食べられないというのもあるので、残したりしてて、その次の日の朝に残ったお寿司を食べるのが結構幸せだったりしました。
この記憶を思い出して、人間の行為は時間帯とも紐づいて記憶しているもんだなぁと思っていました。
おそらく条件づけの一種ですね。
そういった感覚の結びつきは結構あって、違う日の朝はファミリーマートで珍しく醤油おにぎりを買って食べていたんですけど、
醤油おにぎりを朝食べるとばぁちゃんのことを思い出します、よく作ってくれていたなぁという記憶が思い出されます。
こういった記憶はノスタルジックな気持ちを呼び起こし、それもそれでいい時間だなというふうに思ったわけです。
一方で過去のことばかり考えるのも先に進めない要因となって、日本人はノスタルジーを追い求めがちだみたいなのは読んでいた本に書いてあって(たしか落合さんの忘れる読書に)、
ノスタルジーをテーマにしたクレヨンしんちゃんの大人帝国の逆襲という映画が面白いなと思ったわけです。
大人たちはどんどん昭和の時代の街にのめりこんでいって、子どもの頃にやっていた遊びにめちゃくちゃ熱狂してしまって、現代の子ども達がほっぽり出されるという感じの映画なんです。
これはよく考えたものだなと思って発想も面白いですけど、この主題、テーマはおそらくその過去に過度にすがりつき過ぎるのもどうなのかみたいな感じのことを伝えようとする映画なんだと思うんです。#過去と現在は違うし、過去にすがってもしかたがない
実際のところはノスタルジーもたまーに浸る分にはいいけれど、やはりそれにのめり込み過ぎると先の未来を作れないし、自分の将来を描けないというところもあるわけです。
その映画ではほどほどにしておけよという感じのことを伝えたいんだろうなぁと思います。
少しだけ話が脱線します。情報発信する時に副題を潜ませておくようなタイプの発信があってこの映画はその手の類です。
宇宙兄弟のとある話だと、ちっちゃい宇宙船みたいなのを作って、それを打ち上げをするんですけど、うまくいかないんです。
けど実験でうまくいかないことによって、実際の場面でもうまくいかないのを解消するためにやっている。
そこから学べるテーマは、その失敗はしてもよくて失敗を積み重ねることによってうまくいくようにしていくということです。
そういう風に色々構造を考えると、心理学とか情報発信とかも伝わる構造というのを考えられるのかなという風に思っているところです。
話が脱線してすいません。占いによると今年は動くよりも勉強して蓄える一年なので、ノスタルジーに浸って、それこそバンドでもやって、スタジオ入って曲も鳴らして、色んな人に会って、現状維持しつつ、来年以降に何かできることとかを考えてやっていけたらいいかなとそういう感じです。
ノスタルジーを越えて、未来に進もう。
それでは、最後までお付き合いいただいて、ありがとうございました!
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筆者 あおきしゅんたろうは福島県立医科大学で大学教員をしています。大学では医療コミュニケーションについての医学教育を担当しており、臨床心理士・公認心理師として認知行動療法を専門に活動しています。この記事は、所属機関を代表する意見ではなく、あくまで僕自身の考えや研究エビデンスを基に書いています。
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